サイクルコンピューターといえば、カラー液晶に地図や走行データを表示するのが当たり前になった。しかし、そんな流れとは一線を画す製品が復活する。
機械式時計のような針で走行データを表示する、個性派サイクルコンピューター「OMATA Classic」だ。
米国のサイクル用品ブランドSILCAがブランドを引き継ぎ、内部構造や防水性能などを改良して再登場。価格は800ドルで、数量限定の販売となる。
SILCA OMATA Classic
OMATA Classicの最大の特徴は、液晶画面ではなく、アナログ時計のような文字盤と針で走行データを表示することだ。
内部にはGPSや電子センサーを活用したデジタル機構を備えており、計測したデータを機械的な針の動きに変換する。つまり、見た目はアナログでも、中身は現代的なサイクルコンピューターというわけだ。
表示できるのは、現在の速度、走行距離、累積標高、走行時間。
地図表示やスマートフォンの通知機能などは搭載せず、走行に必要な情報をシンプルに確認できる設計となっている。
Garmin・Wahooのマウントに対応 接続はANT+のみ
新しい取り付け部は、GarminとWahooのマウント規格に対応。
普段使用しているマウントを活用しやすくなったほか、購入時にはSILCAの3Dプリント製チタンマウント「Chisela」を選べる。
心拍数、ケイデンス、パワーなどのセンサーにも対応するが、注意したいのは接続方式だ。今回のモデルはANT+のみとなり、Bluetoothセンサーには対応しない。
また、連携アプリはiPhone向けで、Androidには対応していない。
バッテリー駆動時間は最大17時間で、USB-C充電を採用。走行データはFITファイルとして書き出せる。重量は83g、直径63mm、厚さ17mmとなっている。
一般的なサイクルコンピューターと比べれば、かなり高価な製品だ。
しかし、大画面で多くの情報を表示することではなく、走行中に画面を注視せず、必要なデータを直感的に確認できることに価値を見いだすサイクリストにとっては、唯一無二の選択肢といえるかもしれない。
ただ、数量限定で、米国販売だけなのが残念。



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