オランダの自転車メーカーであるIsaacは、Classified独自のワイヤレスPower Shiftハブを、Isaac Meson X Classifiedに初めて搭載した。
エアロにするためにフロントディレーラーを落とすというアイディアは新しものではないが、Classified Power Shift ハブを組み込むおかげで、フロントシングルでもダブルと同じようなギア比が実現できるようになっている。
Isaac Meson X Classified
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ClassifiedのワイヤレスPower Shiftハブは、フロントディレーラーもなく、高速なシフトを約束し、メンテナンスの必要もない。重量も従来の2×ドライブと同じだ。
昨年の7月に発表されていたが、実際のロードバイクに搭載されるのは初めてのことになる。
Classified Power Shiftハブは、シフトを待ったり、フロントディレーラーを余分に引きずることもない。拡大されたハブシェルに収まるように、Classified独自のカセットで実現される。
Isaac Mesonのフレームセットは、かなり標準的な外観のエアロカーボンでディスクブレーキロードバイク。
ドロップシートスティ、独自のエアロポスト用の隠しシートポストクランプを備えた、ほぼ水平なトップチューブを備えている。
フレーム重量は1120g(55cm)、フォークは480gとなっている。
左バーエンドでClassified Power Shiftハブのフロントの切り替えが出来るようになっている。
フレームには、一応取り外し可能なフロントディレーラータブが備わっている。Classified Power Shiftハブを使わない場合のために、フロントディレーラーの取り付けもOKということだ。
価格は、Shimano Ultegra Di2 R8050セットアップで4400€(約57万円)から始まる。
出荷については、Classifiedホイールセットとカセットの生産が追いついていないので、予約受付中となっている。
フロントディレーラーのいらない、Classified Power Shiftハブは果たして普及するんでしょうか。これから、実際に使われるようになるので、その内にお目にかかることがあるかもしれないですね。
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