驚きの発表だ。今シーズン、全くシクロクロスのレースに出ていないゼネク・スティバル(Deceuninck – Quick Step)が1月31日に開催されるシクロクロス世界選手権に出場する。
ゼネク・スティバルは、今シーズンはシクロクロスに参加しないと表明したのだけど、何故、急遽出場することになったのだろうか?
3回も世界チャンピオンを制しているけれど、調整レースなしで大丈夫なのかな?
世界選手権に出場する理由
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日曜日にオステンドで開催されるシクロクロス世界選手権でゼネク・スティバルはチョコ代表としてスタートラインに並ぶ。
これには、コロナ対策とフライト制限、そしてシーズン当初のレースプログラムが、次々と中止となっていることが関係している。
普通ならば、アルガルヴェのトレーニングキャンプに行っているだろう。しかし、コロナ対策と特に飛行制限のため、スペインの町アルテアにチームと一緒に少し長く滞在し、今はベルギーにいる。
テレビでいくつかのレースを見た時に、レースをしたいと思ったんだ。シクロクロスは自分の原点だしね。
パトリック・ルフェーヴルに参加できるかどうか聞いてみた。すると彼の答えは、いつでもゴーサインだった。
先月35歳になったゼネク・スティバルは、今週はコースを広範囲に探索する予定だ。
歩きすぎてしまうのではないかと心配していた。でも、サンドストリップを少し調整してくれたので、バイクに乗って走れるだろう。
スタートが大事になってくる。最後尾からスタートして、1周ごとに少しずつ順位を上げていきたいと思っている。
3人の世界チャンピオン
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昨年に続いてマチュー・ファンデルプール、ワウト・ファンアールト、そしてゼネク・スティバルと、3人の世界チャンピオンがオステンドのスタートを飾ることになる。
ゼネク・スティバルは、ターボル(2010年)、サンクト・ヴェンデル(2011年)、ホーヘルハイデ(2014年)でレインボージャージを獲得している。
彼は来週末のチャンスを現実的に考えているようだ。
私はマチューに51%のチャンスを与え、ワウトに49%、自分に1%のチャンスを与える。
と結論付けている。
オステンドの世界選手権もコロナのために、開催が危ぶまれているけど大丈夫かな。
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