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ラファからのCanyon SRAM Racingとのパートナーシップに関するメールの内容

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Image by freestocks-photos from Pixabay
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ラファからのメールを受け取っている人は、全員に「キャニオン//スラム レーシングとのパートナーシップに関するメッセージ」という件名のメールが届いたはず。

私の所にも届いたのですが、内容がイマイチ分からなかったので調べてみることに。

問題は、2019世界選手権女子TT優勝者のクロエ・ダイガードが行ったソーシャルメディアでの差別に関するもの。

 

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クロエ・ダイガードは謝罪

 
 
 
 
 
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クロエ・ダイガードは今年の世界選手権TTでは落車して足を大けがしている。

この時にはSho-Air TWENTY20で走っていたが、来シーズンからはCanyon SRAM Racingと4年間の契約を発表している。

ラファは、Canyon SRAM Racingをサポートしているので、来年からサポートすることになるクロエ・ダイガードの問題もほっておけなかったと言うことだ。

 

クロエ・ダイガードの問題ツイートはすでに削除されているが、他のツイッターユーザーのスクリーンショットによると、「白人の特権は存在しません」というツイートが含まれていたようだ。

 

それ以外には、他のツイートに「いいね」をしている。いいねを押したツイートを簡単に説明すると

  1. トランスファビアに関するもの
  2. トランプ大統領の提案にいいね
  3. アメリカでは肌の色が成功に結びつかない

発言については、どれも問題があるものなので詳しくは書かない。けれども差別的な考えが根底にあるものばかり。

 

トランスファビアとは

トランスジェンダーの人や性別二元制に当てはまらない人に対する不寛容、否定的な態度、言動、行動、嫌悪を意味する言葉である。

引用 wikipedia

 

クロエ・ダイガードの場合には、有名人なのでいいねを押したツイートを他のユーザーに検索されて、拡散されたようだ。

 

何故ラファが謝罪

ラファの謝罪については、送られてきたメールの冒頭に答えがあった。

 

今年の初めに、私たちが愛するこのスポーツにおける多様性や包括性、平等を促進する幅広い取り組みの一環として、サイクリングにおける差別と戦うことを宣言しました。

私たちがこの宣言を貫くためには、ブレることなく誠実に物事に取り組む必要があります。そこで今回、キャニオン//スラムの新規獲得選手であるクロエ・ダイガートが今年6月にソーシャルメディアに記した人種差別的でトランスフォビアな見解について、私たちの態度を明確にする必要があるためにペンを取っています。

彼女の記した意見は攻撃的かつ分裂を引き起こすものであり、サイクリングだけでなく社会の中にあってはいけないものとして、ラファは心から非難します。

 

メールは長いので、要約するとクロエ・ダイガードやCanyon SRAM Racingとも詳細な聞き取り調査をしたとある。

結果、クロエ・ダイガード自身が非常に重大な判断ミスを行っていたという事実を再確認した。

事態は彼女の十分ではない謝罪によってより一層悪化したとラファは判断しており、時間をかけてクロエと話し合いを行い、指導を行うようだ。

明確なステップとして、すでにキャニオン//スラム レーシングは外部の「ダイバーシティ&インクルージョン コンサルタント」と協力し、対話と教育に焦点を当てた多様性と包括を理解するためのプログラムをクロエとともに実行していくとある。

ラファは、差別がサイクリングだけでなく社会の中に差別の居場所はないと断言。今後も戦い続けると結んでいる。

 

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