プロコンチネンタルチームのTotal Direct Energieは、2年契約のジェローム・クサンとロマン・シカール、1年契約のレイン・タラマエを含む6人のライダーの再契約を発表。
Total Direct Energieはブロコンチネンタルランキング1位となっており、来シーズンのグランドツアーは全て招待される。
来シーズンに向けて戦力アップとなるような補強はなかったが、ポイントは確実に稼いでおりほぼ現在のメンバーで来シーズンも戦うようだ。
6人の契約延長
公式ツイッターでも、さらっと6人の延長契約を発表。
🚴♂️Quel plaisir de vous annoncer les prolongations de contrat de @CousinJerom @sicard_romain @fabien_grellier
& @PaulOurselin pour les saisons 2020 et 2021, et de @simonsellier & Rein Taaramäe pour la saison 2020 !#AllezTotalDirectEnergie📷: James Startt (Agence Zoom) pic.twitter.com/W5p8ANP1aO
— Team Total Direct Energie (@TDE_ProCycling) October 31, 2019
残りの3人のライダーはファビアン・グルリエ、ポールウルスランが2021年終了までの2年契約。
シモン・セリエは2020年までの1年契約となっている。
レイン・タラマエは、2019年キャリアで4回目のエストニアの国内TTタイトルを獲得。
今年の勝利はTTだけだが、ステージレースではしっかりとポイントを稼いでくれている。
2011年にCofidisで走っている時にブエルタ・ア・エスバーニャ第14ステージで勝利。
2014年にはTeam Katusha-Alpecinからでジロ・デ・イタリアに出場。第20ステージで優勝。いずれも山岳ステージで勝利をあげている。
今年もモン・ヴァントゥのレースで3位と山岳ではあいかわらず強い。
シモン・セリエは、2018年のパリ~ニース第5ステージ優勝。
2020年でチーム3シーズン目を迎える。今年はVuelta a Castilla y Leon (2.1)
で総合3位と堅実な走りをみせている。
Direct Energieは来シーズンTeam Total Direct Energieへ
来シーズンから、Direct Energieに変わってフランスの石油化学会社Totalがメインスポンサーとなる。
そのため、Direct Energieは来シーズンからTeam Total Direct Energieとチーム名が変わる。
今シーズンは、ニキ・テルプストラという大きな移籍があったが彼は骨折で思ったようなシーズンを送れなかった。これはチームにとって大きな誤算だっただろう。
ウルフバックの一人として、大活躍をしていたニキ・テルプストラ。彼の勝利がなかったのは残念でならない。
スポンサーも強力になったのでニキ・テルプストラを助けるアシストの補強を是非果たしてほしい。
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