2021年までベネルクスツアーと言われていたベルギーのステージレース。レニューイ・ツアー。Renewi Tour(2.UWT)
2023年からRenewiがスポンサーとなり復活。Renewiは、ベネルクス地域のヨーロッパ大手廃棄物管理会社。
レース名は以下のように変わってきている。
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2023-2024 Renewi Tour
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2021-2022 Benelux Tour
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2017-2020 BinckBank Tour
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2007-2016 Eneco Tour
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2005-2006 Eneco Tour of Benelux
レース名の読み方は、Renewiの会社の動画を見て発音を聞いてつけてます。リニューアルが正しいのかな。
過去の優勝者は
- 2024 ティム・ウェレンス
- 2023 ティム・ウェレンス
- 2021 ソンニ・コルブレッリ
- 2020 マチュー・ファンデルプール
- 2019 ローレンス・デプルス
- 2018 マテイ・モホリッチ
- 2017 トム・デュムラン
- 2016 ニキ・テルプストラ
- 2015 ティム・ウェレンス
- 2014 ティム・ウェレンス
- 2013 ゼネク・スティバル
第1ステージ テルヌーゼン~ブレスケンス(スルイス)182.6km

コースプロフィールマップ photo renewitour
風が無ければスプリントで決着。
- スプリントポイント Terneuzen
- 残り3周
- スプリントポイント Oostburg
- 残り2周
- Green KM 1
- Green KM 2
- Green KM 3
- 残り1周
注目のライダーは
- UAE Team Emirates – XRG ティム・ウェレンス、アントニオ・モルガド、フアン・モラノ、フロリアン・フェルメルシュ
- Alpecin – Deceuninck マチュー・ファンデルプール、ティボール・デル・グロッソ、ジャンニ・フェルメルシュ
- Soudal Quick-Step ティム・メルリエ、イヴ・ランパールト、ポール・マグニエ
- Team Visma | Lease a Bike オラフ・コーイ、クリストフ・ラポルト、アッティラ・ヴァルテル
- Intermarché – Wanty ビニヤム・ギルマイ、タコ・ファンデルホールン
- Lidl – Trek ティボー・ネイス、マティアス・ヴァチェク
- Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、フレッド・ライト
- Decathlon AG2R La Mondiale Team スタン・デウルフ、ドリース・デポンド
- EF Education – EasyPost ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ、カスパー・アスグリーン、マライン・ファンデンベルフ
- Red Bull – BORA – hansgrohe マキシム・ファンジルス、ロジャー・アドリア、サム・ウェルスフォード
- INEOS Grenadiers アクセル・ローランス、コナー・スウィフト、ベン・ターナー
- Team Picnic PostNL パベル・ビトナー、ファビオ・ヤコブセン
- Arkéa – B&B Hotels フロリアン・セネシャル
- Groupama – FDJ ポール・ペンホーエ、ルイス・アスキー、ヴァランタン・マデュアス
- Movistar Team フェルナンド・ガビリア、ロレンゾ・ミレジ
- Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン
- XDS Astana Team ダヴィデ・バッレリーニ、ケース・ボル、マイク・テウニッセン
- Cofidis ミラン・フレティン
- Lotto アルノー・デリー
- TTudor Pro Cycling Team アーヴィッド・デクレイン
7人の逃げ
当初は7人が逃げていた。
- ロバート・スタナード (Bahrain-Victorious)
- マックス・ウォーカー (EF Education-First)
- Jelte Krijnsen (Team Jayco AlUla)
- Siebe Deweirdt (Flanders-Baloise)
- Milan Lanhove (Flanders-Baloise)
- Axandre Van Petegem (Warner Bazin)
- Andreas Stokbro (Unibet Tietema Rockets)
最初の逃げは捕まり、16人が新たな逃げに。
- ルイ・オリヴェイラ UAE Team Emirates – XRG
- ライアン・ミューレン (Red Bull BORA hansgrohe)
- イェルテ・クライネンセン (Jayco AlUla)
- マイク・テウニッセン (Astana)
- Kenneth Van Rooy (Wagner-Bazin)
- Axel Huens (Unibet Tietema Rockets)
- ジャンニ・フェルメルシュ(Alpecin-Deceuninck)
- ティボール・デル・グロッソ(Alpecin-Deceuninck)
- ポール・マグニエ (Soudal Quick-Step)
- ジャスパー・ストゥイヴェン (LIDL-Trek)
- ロバート・スタナード (Bahrain-Victorious)
- カスパー・アスグリーン (EF Education-First)
- ドリース・デポンド Decathlon AG2R La Mondiale Team
- フランク・ファン・デン・ブルック(Picnic PostNL)
- ジェラド・ドリズナー (Lotto)
- リック・プルイマーズ (Tudor Pro Cycling Team)
残り61km。タイム差は41秒とタイト。
Soudal – Quick Stepのポール・マグニエは逃げに乗っているので、スプリントはティム・メルリエが狙う。
マチュー・ファンデルプールのツール・ド・フランスでの肺炎は本当に酷かったようで、もう少し早くリタイヤしておくべきだったと。この後、MTBワールドカップに1戦、MTB世界選手権、そしてグラベル世界選手権も視野に入れている。
ただ、MTBでは落車しないようにと自分でもコメントしている。
残り2周
残り2周。22秒差で通過。
UAE Team Emirates – XRGのティム・ウェレンスも先頭を引く。ツールが終わって体調を崩していたと言っているけど回復しているようだ。5度目の総合優勝を狙う。
あ~、先頭が回らなくなってきた。こうなると捕まる。
Green KM 1
ティボール・デル・グロッソのアタックを利用してUAE Team Emirates – XRGのルイ・オリヴェイラがトップ通過。
Green KM 2
ここもルイ・オリヴェイラ、2番手はドリース・デポンド。
Green KM 3
ここはドリース・デポンドが前で通過。
残り1周
もう、集団が見えている。
先頭が割れている。
残り17km。集団は28秒差。
先頭からBahrain Victoriousのロバート・スタナードがアタック。
残り13km。ロバート・スタナードの後ろは少しあいた。
残り11kmでロバート・スタナードが捕まる。
集団はIntermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイも先頭に。
残り7.4kmで11秒差。ティボール・デル・グロッソが前に。
先頭が二つに割れており後ろが捕まりそう。
集団は後ろに。
あっ、落車。
- van den Berg Marijn (EF Education – EasyPost)
- Welsford Sam (Red Bull – BORA – hansgrohe)
- McLay Daniel (Team Visma | Lease a Bike)
- Kooij Olav (Team Visma | Lease a Bike)
- Van Hautegem Leander (Wagner Bazin WB)
先頭が捕まる。
Team Visma | Lease a Bikeのダニエル・マクレイは立てない。
残り3.1km。
残り2km。 INEOS Grenadiersが先頭。
Soudal – Quick Step先頭からTeam Picnic PostNLが先頭に。
最後のカーブを曲がってきた。Team Picnic PostNLのパベル・ビトナーがスプリント開始。
ティム・メルリエが先頭に立つ。
左からLottoのアルノー・デリー、Soudal – Quick Stepのティム・メルリエ、UAE Team Emirates – XRGのフアン・モラノ、Intermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイ。
ティム・メルリエがリードして先頭でゴール!
ティム・メルリエはTeam Picnic PostNLのトレインをうまく利用した。これで今シーズン13勝目。明日はリーダージャージで出走となる。
2位はアルノー・デリー、3位はフアン・モラノ。
リザルト
優勝したSoudal – Quick Stepのティム・メルリエ
今こそ真の実力を見せてやる。 ベルギー・グラベル選手権の後、僕はもう『このことで悩む必要はない』と言った。
最高レベルで再び自分の脚の状態を見せることができて嬉しい。一日中調子も良く、フレッシュな脚でスプリントをスタートできた。
ポール・マグニエが逃げ集団に加わり、Soudal – Quick Stepは引かなくて良かったですね。
ええ、私たちにとっては良い状況だった。個人的には集団スプリントができるか不安だったけど、チームとしてはポールのおかげですべてをコントロールすることができた。
結局、僕も完璧なスタートを切ることができた。チームとしては、今シーズンは後方からのスタートだったから、素晴らしい結果だ。
第1ステージ リザルト
総合
ポイント賞
新人賞
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