ベン・オコナーが第6ステージの独走で、稼ぎ出した4分51秒というタイム差。
当初は、昨年のセップ・クスのように逆転不可能なタイム差を稼ぎ出したと思われていた。
だが、プリモッシュ・ログリッチは、第8ステージの勝利を皮切りに少しづつタイム差を縮めていく。
同様にエンリク・マス、リチャル・カラパスもアタックを繰り返した。そして、第19ステージでついに逆転となった。
大打撃を受ける
🎙️ Ben O’Connor à l’arrivée de l’étape du jour. #DECATHLONAG2RLAMONDIALETEAM @AG2RLAMONDIALE @DecathlonEspana pic.twitter.com/7oimq6ANWz
— DECATHLON AG2R LA MONDIALE TEAM (@decathlonAG2RLM) September 6, 2024
Red Bull-BORA-hansgroheは、最後の登りでプリモッシュ・ログリッチのためのレッドカーペットを用意した。
プリモッシュ・ログリッチ自身は、ステージ優勝する気はなかったが、チームメイトからの発案だったと言う。
Red Bull-BORA-hansgroheの攻撃はし烈を極めた。ロジャー・アドリアからスイッチした、ダニエル・マルティネスは猛烈なペースアップで、総合勢を突き放す。
さらに、アレクサンドル・ウラソフがリードアウトした時には、すでに総合勢に27秒ものタイム差をつけていた。
オコナーは最後の登りで長い間追走グループに食らいついた。だが、最後の1kmで完全に脱落。最終的に、1分49秒遅れのステージ12位となる。
プリモッシュ・ログリッチに1分54秒のタイム差をつけられてしまった。だが、ベン・オコナーにはグランドツアーの表彰台獲得というキャリアハイの目標が残っている。
まずは、第20ステージのモンスターライドを乗り越えないといけない。ここでは総合2位を目指すエンリク・マス、表彰台獲得を目指すリチャル・カラパスの挑戦を受けないといけない。
ベン・オコナーはチームの投稿で以下のようにコメント
実際、登りの途中まではとても順調だったのだが、最後は本当にダメだった。
こんな結果になるとは思ってもみなかった。しかし、それは第19ステージを終えての真実だ。
自分は、私たちのグループとここにいる若者たちが大好きだ。私たちは素晴らしい仕事をした。
この2日間はまだ非常に重要な日だ。明日何が起こるか見てみよう。しかし日曜日も重要な日になるだろう。
でも今は、テラスに座ってビールを飲みながら本当にリラックスできる月曜日のことを主に考えている。
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