2024 ツール・ド・ポローニュ第2ステージ 山岳個人タイムトライヤルで総合トップは誰に?

第1ステージでは、Lidl – Trekのティボー・ネイスがウィルコ・ケルデルマン、ヨナス・ヴィンゲゴーらのクライマーをおさえてステージ優勝。

だが、総合はこの第2ステージの山岳個人タイムトライヤルでシャッフルされる。

公式サイトの解説によると、このポローニュの個人タイムトライヤルで、アルベルト・コンタドールがキャリアの最初の勝利をあげたと書かれている。

この難しい個人タイムトライヤルを制するのは誰だろうか?

第2ステージ  ミャコヴィツェ – カルパッチ   15.4km

コースプロフィール　photo tourdepologne

スタートから約400mを上がっていく。ラスト3.2kmは6.6%勾配となっており厳しい。短いステージだけど、タイム差はしっかりとついてきそうだ。

ライダーは1分間隔でスタートし、総合トップ10人からは2分間隔となる。

1. 第1計測　9.2km

アレックス・キルシュ　Lidl – Trek

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

アレックス・キルシュは、2023ルクセンブルクTT王者にロード王者の2冠。最初のスタートだ。

最後の登りが長い。

ゴールタイムは、27分47秒。これが全員の目標タイムとなる。

フィリップ・マチエユク  Red Bull-BORA-hansgrohe

中間計測で9分20秒と暫定トップに。ゴールタイムは1分更新の25分15秒。暫定トップ。2024ポーランドTT王者。

ロマン・バルデ　Team dsm-firmenich PostNL

ロマン・バルデが記録更新しそうだ。

ロマン・バルデが暫定トップにたった。25分1秒。やはりクライマーが強い。

コナー・スウィフト　 INEOS Grenadiers

ヘルメットのサングラス部分の傾斜が独特。コナー・スウィフトは中間計測9分44秒の暫定4位。

ゴールは25分22秒で暫定3位に食い込む。

マッズ・ピーダスン　Lidl – Trek

マッズ・ピーダスンが中間計測で9分11秒と暫定トップに。しかし、ここから登りだ。

マッズ・ピーダスンは、25分22秒。かなり良いタイムだ。

ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates

UAE Team Emiratesのティム・ウェレンスがスタート。2024ベルギーTT王者。

中間計測は、9分20秒でマッズ・ピーダスンについで暫定2位。

ティム・ウェレンスが大幅にタイム更新しそうだ。

ティム・ウェレンスはロマン・バルデの記録を1分以上更新。24分1秒で暫定トップに。

ヨナス・ヴィンゲゴー　Team Visma | Lease a Bike

こうなるとヨナス・ヴィンゲゴーがティム・ウェレンスの記録を抜けるのかに注目が集まる。

ヨナス・ヴィンゲゴーの中間計測は、9分27秒。トップのマッズ・ピーダスンから16秒遅れ。

ヨナス・ヴィンゲゴーはティム・ウェレンスのタイムに届きそうもない。

ヨナス・ヴィンゲゴーのゴールタイムは、24分8秒。ティム・ウェレンスに9秒遅れの2位。

ウィルコ・ケルデルマン　Team Visma | Lease a Bike

ウィルコ・ケルデルマンがスタート。

ウィルコ・ケルデルマンは残り3kmのカーブで落車してしまう。バイク交換して走り出すが、大幅なタイムロスだ。

ウィルコ・ケルデルマンは、24分41秒。落車が痛かった。

ティボー・ネイス　Lidl – Trek

ラスト走者のティボー・ネイスがスタート。

ティボー・ネイスの中間計測はトップ20にも入っていない。

ティボー・ネイスはTTバイクでウイリー。しかし、バランスをくずす。

ティボー・ネイスは3分遅れの27分台でゴール。

これによりステージ優勝は、UAE Team Emiratesのティム・ウェレンスに。総合トップはステージ2位となったTeam Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーとなった。

落車したウィルコ・ケルデルマンが総合2位に上がっている。

リザルト

ステージ優勝したティム・ウェレンスのコメント

今日はとてもいい感じだった。もちろん、常に優勝を狙うが、ここにはいい選手がたくさんいるので、今回は予想外だった。24分間、アクセル全開のハードなライディングだった。とても暑かったけど、短いタイムトライアルだった。

ここにはいい思い出があるから（ウェレンスは8年前のツアー・オブ・ポーランドで優勝している）、いつも戻ってくるのが楽しみなんだ。それに、このコースは僕に合っているんだ。

昨日は転倒で大幅にタイムをロスしてしまった。ディエゴ・ウリッシかラファル・マイカに総合優勝してもらいたいが、ヴィンゲゴーに勝つのは簡単ではない。

第2ステージ　リザルト

総合

総合トップとなったTeam Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴー

とてもタフなタイムトライアルだった。もちろん優勝を狙っていた。優勝を逃したのは残念だけど、自分の努力には満足できると思う。

フィニッシュでウェレンスに9秒の差をつけられたが、これで総合首位に立ちましたね。

総合首位に立ててとても嬉しい。ツアー・オブ・ポローニュが終わるまで、このジャージをキープできることを願っている。

明日のステージと土曜日のステージが最もチャレンジングな2ステージになるだろう。

ポイント賞

山岳賞