通常プロライダーはステージレース中には、酒を飲むことはない。
以前ツールでGroupama – FDJがステージ勝利した時に、祝杯をあげたことをJumbo-Vismaが批判していることもあった。このチームでは考えられないと。
では、タデイ・ポガチャルはどうだろうか。表彰式では常にワインのボトルを良く飲んでいる。
ビールを飲むことも
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タデイ・ポガチャルは、休息日にチームとライドに出かけている。
通常酒を飲むのかという質問に、チームマネージャーのアレックス・カレラが答えている。
「このジロではまだ起こっていない。その前はあったんだ。ツアー・オブ・カタルーニャの最終ステージの前夜、タデジは私と一緒に長い時間座って、ビールを1杯飲んだんだ。1杯くらいなら問題ない。回復に役立つし、リラックスするのに役立つ。
サイクリングは近年大きく変わったが、選手の頭は脚よりも重要だ。それに、カタルーニャの最終ステージは誰が勝ったんだ?
タデイはとてもいい子だが、それはタデイの大きな強みでもある。それは彼が17歳で2016年のジロ・ルニジアーナであまりにも重すぎるバイクで優勝し、少し遅れて私たちと仕事を始めたときからすでにそうだった。」
ちなみにボルタ・ア・カタルーニャの最終ステージでは、ビールを飲んでもタデイ・ポガチャルが勝っている。
厳しいレースを予測
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タデイ・ポガチャルは、休息日にオンラインインタビューに答えている。
ジロ第1週を終えての感想は?
多くの人が沿道で僕の名前を叫んでいるんだ、信じられないよ。長くて、タフで、でも楽しい。
今のところ、10点満点で10点だ。3つともそれぞれに特別なものだったけど、タイムトライアルは僕にとって最も重要なものだった。
ツールとブエルタには大きな違いがある。どこでも雰囲気が違う。今のところ、ジロを一番楽しんでいる。ツールよりもストレスは少ないけど、3つともとてもタフだ。
すべてがうまくオーガナイズされていて、ステージも長すぎず、天候にも恵まれている。
ライバルにピンクのジャージを譲りますか?
そのリスクを冒すには、差が開きすぎている。トップ10に入ることはまだ可能だが、そうでなければリスクを冒す価値はない。
常に時間を稼ぐために、自分の限界を超える必要はないし、守備的に走ることができる。
これからのステージについては?
明日は新しい登りステージがあるから、新しいチャンスだよ(笑)。でも、1日1日を大切に、チームをまとめたいんだ。日曜日のステージは今までで一番タフかもしれない。モルティロを越えるのが楽しみだよ。
タデイ・ポガチャルが守備的に走ってくれれば、逃げのライダーが勝利を得られることもあるだろう。チームはビックネームを連れてきていないが、それでも十二分に強い。
まずは第10ステージの最後の登りでタデイ・ポガチャルがどう動くのか見ておきたい。
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