フェルナンド・ガビリア(UAE-Team Emirates)は、膝の痛みでジロ・デ・イタリアから撤退。
チームは、ガビリアのツール・ド・フランスの参加は、フィフティ・フィフティの確立であるという。
ジロ・デ・イタリアからの撤退
After a strong first week, @FndoGaviria 🇨🇴 has been forced to quit the race due to pain in his left knee which he’s had for the last few days.
Ánimo Fernando! #Giro 🇮🇹 pic.twitter.com/3UsZS85nE7— @UAE-TeamEmirates (@TeamUAEAbuDhabi) 2019年5月17日
ガビリアの目標の一つは、東京オリンピックにトラック競技で出場すること。
そのガビリアは、コロンビアのトラックで4月に膝を負傷してしまった。
彼はジロ・デ・イタリアで、エリア・ヴィヴィアーニが降格した後に繰り上げでステージに勝利した。しかし、膝の痛みが激しくなり、ステージ7でレースからリタイヤ。
ドイツで休息と治療の期間の後、ガビリアの母国コロンビアに戻り、2週間で再びトレニンーグを積み重ねた。
と言ってもコロンビアでは、強度を上げてなくてスプリント練習もしてない。今週からモナコに着いて少しずつ強度をあげてトレニンーグしている状態。
多くの選手がツール・ド・フランス前にはステージレースに出て自分の最終的な調整具合をみている時だ。
それなのにガビリアは何も出来ていないのだ。
🎙@FndoGaviria “Together with the management, directors and coaches of UAE Team Emirates, we decided that I should participate in the 2019 @giroditalia“.
📝Read the full interview: https://t.co/nonWzbRn8e#UAETeamEmirates #RideTogether #YearOfTolerance pic.twitter.com/hhcsV6iqik
— @UAE-TeamEmirates (@TeamUAEAbuDhabi) 2019年5月3日
UAE-Team Emiratesは、ガビリアの進歩をモニターして、月曜日にツール・ド・フランス参加について決定する。
現時点では、正直、それは50-50だ。ガビリアのトレーニング状態が、わかっていない。
彼の、ピークパワー、筋肉量など、これから取り組むことになる多くのデータが必要だ。そして、正確な状態がわかれば決定を下す。
とチームマネージャーJoxean Fernandez Matxinは語った。
昨年のツール・ド・フランスではイエロージャージ着用
フェルナンド・ガビリアは昨年のツール・ド・フランスで2つのステージを獲得した。
ツール・ド・フランスのデビュー戦でイエロージャージを着用したことを考えると、ガビリアが出場しないのはチームにとって大きな打撃となる。
しかし、チームにはアレクサンダー・クリストフもいる。彼は昨年のツール・ド・フランス最終ステージで優勝した。
今年も、6勝している。
問題は、アレクサンダー・クリストフの場合、一線級のスプリンターが揃うワールドツアーになると中々勝てていない。
ただ、アレクサンダー・クリストフは単騎でもスプリントに絡める。アシストの手厚い保護はいらないのだ。この点は、ガビリアとは違ってくる。
チームとしては、最強のスプリンターに出場して貰いたいのは山々だろう。だが、最悪の場合にはアレクサンダー・クリストフに頑張って貰うしかない。
膝の痛みは深刻だ。ガビリアの出場は、本当にフィフティフィフティの確立だろう。
難しい判断になりそうだ。
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