INEOS Grenadiersは、この数か月間大きく揺れている。
ロッド・エリングワース副代表と、ロジャー・ハモンドが11月にチームを離れており、CEOはジョン・アラート氏が就任した。
INEOS Grenadiersは、Jumbo-Visma、UAE Team Emiratesに抜かれてしまいグランツールでは輝きを失っている。
経営陣を変えたからと言って変化が起こるだろうか。
復権なるか
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チームは現在スペインのマヨルカ島におり、スタッフ、ライダー、パートナー全員とともに毎年恒例のプレシーズントレーニングキャンプに参加している。
ジョン・アラート氏がチームの最高経営責任者(CEO)に即時任命。
アラート氏は 2022年からチームに協力しており、最近ではマネージング ディレクターとして働いている。
彼は INEOS Grenadiersの日々の運営に責任を負い、INEOS Sport のデイブ・ブレイルスフォードとジャンクロード・ブランに直属する。
レーシングディレクターには、スティーヴン・カミングスが昇進する。
スティーヴン・カミングのコメント
チームの焦点、目標、ビジョンは非常に明確であり、世界最大のレースでの戦いに我々を導けることを誇りに思う。私たちは表彰台の最上段に戻ることに絶対に集中している。
私たちは、このチームに若くて才能のあるライダーのエキサイティングな組み合わせと組み合わされた印象的な深い経験を持っており、それらすべてがワールドクラスのスタッフのグループによって補完されている。
私たちは目標を達成するために絶対にすべてを捧げます、そして新しいスタートを切るのが待ちきれません。
また、Movistar Teamを引退したイマノル・エルビィティが、スポーツディレクターとしてINEOS Grenadiersに加わる。
ただ、経営陣を一新しても、メンバーの放出が大きい。現在27名なので、まだ3名の移籍獲得チャンスがあるけれど、大物ライダーは移籍市場に残っていない。
戦力ダウンの状態で、どうやって2024年シーズンを戦っていくのか。明確なビジョンは描けているのだろうか?
このままでは、2024年のグランツールで勝つことは難しいと言わざるを得ない。
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