2023-2024 X²Oバドカマートロフェー第2戦コルトレイク　アーバンクロスで勝利したのは?

女子エリートでは、フェム・ファンエンペルとパック・ピーテルスが10月以来の対決となる。

今シーズン負けなしのフェム・ファンエンペル。これにどこまで、パック・ピーテルスが太刀打ちできるだろうか。

男子は、エリ・イーゼルビットが優勝の有力候補となる。

 

第2戦コルトレイク

 

コースには、2つの橋が含まれている。1 つは歩行者と自転車専用の狭いカレッジブリッジ、もう 1 つは幅の広いグルーニング橋。橋はレイエ川に架かっている。

川沿いのビーチであるブダビーチの砂浜も横断する。ゴールラインはレイエ川の真上、グルーニング橋の真ん中に引かれているので、スプリントの場合は上り坂を全力疾走でゴール勝負となる。

 

女子エリート

最初から登りスタートだ。

 

まずは、パック・ピーテルスが先頭に。

 

パック・ピーテルス、フェム・ファンエンペルが続く。

 

パック・ピーテルスをフェム・ファンエンペルがきっちりとマークしている。

 

カーブの手前で、フェム・ファンエンペルが前に。

 

このコーナーでは落車が。

• BARONI Francesca (Hubo – Remotive)

 

再び、パック・ピーテルスがトップ。フェム・ファンエンペル、復帰したブランカ・カタバスが続く。

 

フェム・ファンエンペルが前にでた。

 

フェム・ファンエンペルがバイクチェンジしている間に、パック・ピーテルスが先頭に出る。

 

3番手にルシンダ・ブラントが上がっている。

 

ルシンダ・ブラントがなんとかついていけるか。

 

パック・ピーテルスが前に出た。

 

パック・ピーテルスが滑り、その後ろにいたフェム・ファンエンペルがフェンスに～。

 

フェム・ファンエンペルは、すぐに立ち上がっている。

 

パック・ピーテルスがリードを広げる。

 

残り4周

5秒リードして通過。

 

ルシンダ・ブラントがバイクチェンジしている間にフェム・ファンエンペルが2位に上がる。

 

フェム・ファンエンペルが、もう追いついた。

 

ルシンダ・ブラントも追いついた。

 

おっと、バイク交換しなかったルシンダ・ブラントが前に出た。

 

ルシンダ・ブラントがペースを上げている。ここは勝負の時だ。

 

二人が追い上げる展開となるとは面白い。

 

残り3周

元世界王者が若い二人を引き離している。3戦目で調子を上げている。

 

さあ、どこまでルシンダ・ブラントのリードが続くか。

 

橋でフェム・ファンエンペルが詰めてきた。

 

フェム・ファンエンペルが追いつく。

 

すぐに、前に出る。

 

残り2周

ややリードして通過。パック・ピーテルスは、チェーンの問題で遅れている。

 

4位はデニス・ベッセマ、アンネマリー・ワーストと続く。

 

フェム・ファンエンペルは、落車の影響は全くなくリードを広げる。

 

フェムが大きくリードを広げだした。

 

残り1周

4位のデニス・ベッセマまで1分47秒離れている。

 

フェム・ファンエンペルの勝利を妨げるライダーはいないのか。

 

フェム・ファンエンペルが独走勝利。これでシーズン開始から8連勝の負けなし。20日ぶりのレースで、落車してタイムロスしても全く関係なし。強すぎる。

 

ルシンダ・ブラントが25秒差の2位。一時はリードを築いており、調子は上がっている。

 

パック・ピーテルスは、まだフェム・ファンエンペルと競えるほど調子は上がっていないようだ。

 

リザルト

フェム・ファンエンペルのコメント

コース的には、おそらく勝つのが最も難しかった。特にストレートが多いからね。また、風の影響もあって、特にスタート／フィニッシュでは風が不利だった。

ちょっと変な転倒をしてしまった。もちろん、リズムを崩すのはよくないことだが、あまり気にせず、できるだけ集中するようにした。

転倒のダメージはそれほどひどくない？

明日は少し硬いかもしれないけれど、アドレナリンが体内にあれば、いろいろなことができる。

ルシンダ・ブラントに対しては、決して足を止めてはいけない。ブラントはファイター。フィニッシュラインを越えたときだけ応援すればいい。彼女が今またここにいるのは美しいことだと思う。

勝利により、X2Oトロフィーの首位に立った。しかし、全レースを走るつもりはない？

X2Oトロフィーに集中し、ワールドカップとスーパープレスティジュにはあまり集中しない。シーズン前に決めたことだから、それを守りたい。どうなるかは見てみないと。今はこれからのことに集中したい。

明日のダブリン・ワールドカップのスタートを欠場しますね。

まだ若いからね。だから、いくつかの大会を欠場するんだ。残念なことに、それは選択を伴う。スタートした場所で、ベストを尽くしたい。

 

2位のルシンダ・ブラントのコメント

本当にうまくいったので、満足している。まだ3回目の週末だけど、まだ良くなっていると感じている。回を重ねるごとに加速を維持できるようになった。この調子をキープできれば、シーズン終盤はいいレースができそうだ。

一時は単独で前に出ましたね。

フェムとパックが2人ともポストに入ったので、チャンスを逃すまいと思った。でも結局、フェムはすぐに戻ってきたよ。

明日はダブリン・ワールドカップの開幕戦でもある。そのため、今夜は旅が予定されてますね。

少し急がなければならないが、幸い3段ギアではない。ロジスティック的には、アムステルダムがベストな選択だった。9時には飛行機に乗るよ。

 

3位のパック・ピーテルスのコメント

レース後に、二人で走ってましたが、何をしゃべっていたの?

天気が悪くなければ、一緒にレースの報告をするのはいいことだ。でも、クロスのことをどうこう言うのではなく、お互いに気兼ねなくおしゃべりすることもできるわ。

レースでは、もちろんプレゼントは贈らない。でも、フェムが正々堂々と勝ったのなら、それについては怒らない。自分に怒るのは勝手だけど、彼女に怒るのはどうかしている。

3位でフィニッシュしたことについては?

高速コースで、いいクロスだった。しばらくはルシンダに差をつけられ、そのあとフェムにも離された。でも終了2周前にチェーンが外れてしまった。でも、最後まで走りきることができたよ。

マウンテンバイクレースからの復帰ではが、かなり違いますか?

もちろんシクロクロスとは少し違う。リカバリーの瞬間を見つけるのが難しい。ほとんどない。

マウンテンバイクの場合、上り坂では3～4分間は激しく走らなければならないが、下り坂では脚を動かさないことができる。これは体にとってまったく違うものだけど、これから週ごとに良くなっていくと思うよ。

今回の私のピークはワールドカップの時までだ。

 

 

男子エリート

男子のスタート前。

 

登りスタートは、ラース・ファンデルハールがトップ。

 

先頭は、タイス・アーツ。

 

タイス・アースが快調。

 

だが、直線でラース・ファンデルハールが前に出る。

 

ラース・ファンデルハールと、コルネ・ファンケッセルがリード。

 

ふたりの後ろは少し離れている。

 

残り7周

二人がややリードしてフニッシュラインを通過。

 

3位グループは、マイケル・ファントーレンハウト、トーン・ファンデンボッシュ、エリ・イーゼルビット。

 

先頭はラース・ファンデルハールがずっと引き続けている。

 

残り6周

3位のマイケル・ファントーレンハウトは11秒遅れで通過。

 

ラース・ファンデルハールが、コルネ・ファンケッセルを引き離し始める。

 

残り5周

ラース・ファンデルハールが単独で通過。

 

マイケル・ファントーレンハウトがコルネ・ファンケッセルを捕らえて2位に。

 

ラース・ファンデルハールは、快調に飛ばしている。

 

残り4周

ラース・ファンデルハールは、8秒のリードで通過。

 

マイケル・ファントーレンハウトが追いつきそうだ。

 

マイケル・ファントーレンハウトが追いついた。

 

残り3周

先頭の二人に、キャメロン・メイソンとエリ・イーゼルビットも追いついた。

 

これは4人の先頭争いとなる。

 

なんと、キャメロン・メイソンが先頭に立った。

 

キャメロン・メイソン先頭。23歳の英国チャンピオンは力を付けている。

 

おっと、先頭のキャメロン・メイソンが滑って落車してしまう。

 

4人の拮抗はどこで崩れるのか。

 

ついに、エリ・イーゼルビットが先頭に立った。雨が降ってきている。

 

レース会場からは虹が見えている。

 

残り2周

4人でゴールラインを越える。

 

エリ・イーゼルビットがペースを上げる。

 

やや、キャメロン・メイソンが遅れている。

 

天気雨で、路面が滑りやすくなっている。

 

3人の争いとなるか。

 

残り1周

3人がラスト1周に。

 

マイケル・ファントーレンハウトが飛ばす。

 

あっと、先頭を走るマイケル・ファントーレンハウトが激しく落車。

 

これにエリとラース・ファンデルハールが突っ込んでしまう。

 

これでエリ・イーゼルビットが先頭に。

 

4番手だったキャメロン・メイソンが2番手に上がる。

 

エリ・イーゼルビットがスパートだ。

 

エリ・イーゼルビットが滑ってしまうが。リードは変わらない。

 

キャメロン・メイソンが後ろについている。

 

マイケル・ファントーレンハウトがリタイヤだ。多分鎖骨が折れている。折れてなかった。明日のダブリンのワールドカップに向かう。

 

エリ・イーゼルビットがペースを上げる。

 

さあ、キャメロン・メイソンを引き離した。

 

優勝候補のエリ・イーゼルビットが最後は決めてみせた。ただ、チームメイトのマイケル・ファントーレンハウトの落車がなければ結果は違ったものになっていたかもしれない。

 

前半からアタックをかけて独走していたラース・ファンデルハールは、2位。3位にはキャメロン・メイソンが入った。

 

リザルト

エリ・イーゼルビットのコメント

今日は入り込むのに少し苦労した。最後にマイケルと話したが、今日は彼が優れていることがすぐに明らかになった。特に技術的に。それで私たちは一緒に試してみた。

非常に強力なラース・ファンデルハールをなんとか抑え込んだが、そこに横たわっているマイケルを見たとき、とにかく呪った。

マイケル・ファントーレンハウトがカーブで落車してしまいましたが。

あのカーブにはトラックが1本しかなく、低く垂れ下がった太陽のせいで見えにくかった。彼はアウトだと思う。彼にとってそれほど悪くないことを願っているが、あまり良くないようだった。

後で一緒に空港に行ったが、まだ何も聞いていない。幸いなことに、私はすぐにスイッチをオンにすることができた。うまくいけば、より難しいクロスでランキングに少しでも戻ることができればと思っている。

 

2位のラース・ファンデルハールのコメント

最初の 15 秒のボーナスを獲得するチャンスがあると思ったが、すぐにギャップができた。それなら運転を続けなければならない。

結局、マイケルが合流した。Pauwels Sauzen – Bingoalは、私のために意地悪なプレーをしようとしているのはわかっていた。

キャメロンがペースを維持してくれたのはラッキーだった。マイケルとエリにはまたチャンスがあった。ただ、とても滑りやすかったからオーバーテイクはできなかった。

エリに集中していたので、それほど大きなことはなかった。でもマイケルが転倒してしまった。完全にマシンを降りなければならなかったから、その最大の犠牲者は僕だったと思う。

そのせいでエリが前から戻ってくるチャンスを与えてしまった。僕はその後ろからペダルを漕いで戻らなければならなかった。

エリ・イーゼルビットは、マイケル・ファントーレンハウトが単独で前を走る中、コーナーであなたのペースを落とそうとした。それもチームプレイか？

私たちにも同じことがあった。それについて難癖をつけるつもりはない。もちろん、僕はここで勝つのが好きだから、自分とは違うものを見たいんだ。でも、そうだね。

最終ラップでは、まだどちらに転ぶかわからない状況だった。たぶん、スプリントでは僕が一番速いんだろうけど、正しいポジションを取らなければならない。それがうまくいかなかった。

X2Oトロフィーでは、現在、首位に立ちましたね。

レース序盤はリスクを冒して数秒を稼ごうとした。でも、9秒をつかんだんだ。それはまたいいことだ。

 

3位のキャメロン・メイソンのコメント

本当にバトルだった。エリとマイケルの戦術に助けられて、最初のグループに戻ることができた。あそこに入ってからは、かなり混沌としていた。彼らが何をしているのかわかったよ。

ラースはとても経験豊富で、ギアに細心の注意を払っていた。僕は常に気を配っていたけど、みんな限界に達していた。僕も含めて、誰もがミスを犯した。でも、この3位にはとても満足している。

レースは一時、主導権を握ったが、その後1位で転倒ましたね。

ちょっとバカみたいだった。でもそういうものなんだ。そのときにミスが起こるんだ。この後のレースと同じように、僕にとってはトリッキーなレースだった。あそこでは限界に達することが多かったが、今日は表彰台を獲得して自分のレベルを示すことができた。

勝利を確信していたのだろうか？

100パーセント。今はとても自信がある。この1ヵ月で、自分が近づいていることを証明できた。今日もまた、いい方向への一歩だった。

日曜日は、ダブリン・ワールドカップのスタート地点に立ってますね。アイルランドの首都で走るのは特別なことかと。

イギリスからの観客も多いだろうが、アイルランドの観客も素晴らしいファンで、素晴らしい人々だ。だから楽しみだよ。