スペイン警察は昨日、ブエルタのレースを妨害するいたずらを未然に防いだ。スペイン北部カタルーニャ地方で、ブエルタ第3ステージ中の妨害行為の疑いで4人が逮捕されたのだ。
逮捕されたのは、400リットルのモーターオイルのような液体を道路にまき散らそうとした4人。警察によると、彼らはカタルーニャの独立を望む団体CDRのメンバーだという。
巧妙にセット
Con este mecanismo pretendían sabotear la etapa de ayer de #LaVuelta23
👉🏻Dos bidones con 400 litros de líquido que pretendían arrojar en la calzada al paso del pelotón
👉🏻Cuatro personas detenidas in fraganti en #Lleida pic.twitter.com/pzEZpILBZ6
— Policía Nacional (@policia) August 29, 2023
上記の動画を見て貰うとわかるように、すでにドラム缶2個がセットされていた。
彼らは、200リットル入りの樽を2つ、選手が通る橋の茂みの下に隠していた。
警察によると、容疑者らは「樹木が茂った場所」で取り押さえられた後、逮捕されたという。彼らはそこに、道路上にある膨大な量のオイルのようなものを隠す装置を設置していた。
判事は4人を仮釈放し、さらなる捜査を進める。犯人はサイクリングレースから500m以上離れる接近禁止命令を出されている。誰が見張るのかな?
捜査は、交通安全および環境犯罪、犯罪組織のメンバー、治安紊乱の容疑で進行中とのこと。
言語、文化、国のために日々活動する市民社会団体を自称する団体「アムニウム・カルチュラル」は先週ソーシャルメディアに投稿し、抗議行動を呼びかけていた。
フォロワーは「国際的な共鳴をもたらすこのイベントを活用してください」と呼びかけていたのだという。とんでもないことだ。
だが、本当にスペイン警察は良くも未然に防げたものだ。もし、犯行が行われていたら高速で走るライダー達は大惨事に巻き込まれていただろう。
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