安く速く走りたい?
Trekの新しいMadone SL Gen 7は、SLRの性能を少し安価で提供する。新型Madone SL Gen 7フレームは、SLRとほぼ同じ外見で、わずかな微調整と真新しいRSLエアロバーが装備されているだけ。
性能的には、最上級モデルのSLRと全く変わらない。
Madone SL Gen 7
偉大なる遺産から、スピードの新基準が生まれた。前例のないエアロダイナミクス、卓越したライド・クオリティ、軽量設計の三拍子で、可能性の限界を押し広げる。
このレース対応バイクには、スピードとハンドリングにおいてあらゆるアドバンテージをもたらす画期的なIsoFlowテクノロジーが搭載されている。
ハイパフォーマンスなSLとSLRの2種類のカーボンフレームが用意されている。
フレームの違い
Trek Madone SL Gen 7は、中間層カーボンである 500シリーズ OCLVカーボンファイバーを使用。
SLRは、最大限の軽量化を実現するために 800シリーズ OCLV カーボンを使用。形状は同じなので、違いはフレーム重量だけとなる。
フレームには、洗練されたカムテールシェイプのチューブと、幅の狭い新しいハンドルバーが組み合わされている。
Trekは、新しい幅の狭いバー/ステムにより、フレームの空気力学を除いて、単独で9.7ワットの節約ができると主張している。
RSL バー ステムコンボ
Madone SLRには RSL バー ステムコンボが付属。Trek Madone SL Gen 7 はまったく新しい RSL Aeroバーが装着されている。
新しいTrek RSLエアロ バーは、滑りやすいフロント エンドを作成することを目的とした幅の狭いロード バー 浅い形状(ドロップ124 mm)で、リーチは 80mm、ドロップはわずかにフレアしている。
RSL エアロバーの上部は狭く、ドロップ部に比べてトップ部で 3cm 狭くなる。ステム一体型で調整は出来ないので、最初にハンドル幅とステム長を決めておくほうが良い。
なお、SL 6 Gen 7に付属するRSL Aeroハンドルはステムとハンドルーバーは、個別となっている。調整可能だ。
Trek Madone SL 6 Gen 7 SPEC
- フレーム : 500シリーズ OCLV カーボン, KVF (カムテイル バーチャル フォイル) チューブ形状, IsoFlow シートチューブ
- グループセット: Shimano 105 Di2 12-speed, 105 50/34 chainset and Shimano 11-30, 12-speed cassette
- ホイール: Bontrager Aeolus Elite 50, OCLV Carbon, Tubeless Ready
- 重量: 8.40 kg (Size 56)
- フレーム塗装: Deep carbon smoke + Crimson
- 価格 : 824,890円
Trek Madone SL 7 Gen 7 SPEC
- フレーム : 800 Series OCLV Carbon, KVF (Kammtail Virtual Foil) tube shape, IsoFlow seat tube
- グループセット: Shimano Ultegra Di2 12-speed, Ultegra 52/36 chainset and Ultrgra 11-30, 12-speed cassette
- 重量 : 8.00 kg (Size 54)
- ホイール : Bontrager Aeolus Pro 51, OCLV Carbon, Tubeless Ready
- フレーム塗装 : Dark carmine red + Plasma
- 価格 : 1,770,890円
コメント
>RSL エアロバーの上部は狭く、ドロップ部に比べてトップ部で 3cm 狭くなる。ステム一体型で調整は出来ないので、最初にハンドル幅とステム長を決めておくほうが良い。
RSL エアロハンドルバーはステム一体型ではないのではないでしょうか?
Madone SL Gen 7に付属する新しいRSL エアロバーは、一体型。
Madone SL 6 Gen 7に付属するボントレガー RSL Aeroハンドルバーは別々のようですね。写真を掲載して記事を修正しました。