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ジロ敢闘賞のバードウオッチー デレク・ジーがIsrael – Premier Techと長期契約に

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Photo credit: Timothy Valentine on VisualHunt
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夜9時には就寝して早朝からバードウォッチングを楽しむデレク・ジーがIsrael – Premier Techと長期契約となった。

ジロ・デ・イタリアではIsrael – Premier Techはエースのドメニコ・ポッツォヴィーヴォがリタイヤ。

逃げ続けて2位ハンターとなったデレク・ジーだったが、チームは大きなご褒美を彼に用意した。

 

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2028年まで契約

 

デレク・ジーは、2023年からプロ契約をしていたけど、2025年から2028年まで契約延長に。25歳のデレク・ジーに対して5年契約は凄いことだ。

デレク・ジーは、2022カナダ選手権タイムトライヤルチャンピオン。トラック競技もやっていて、2018世界選手権チームパーシュートに出場。

東京オリンピックのカナダ代表の資格も得ていた。今年、Israel Cycling Academyから昇格しており、初めてのグランドツアーである、ジロ・デ・イタリアで大活躍。

改めて2位の記録を見てみると

  • 山岳賞 2位
  • ポイント賞 2位
  • 中間スプリントポイント賞 2位
  • 逃げフーガ賞 2位
  • 2位が4回、4位が2回

 

公式サイトでデレク・ジーは以下のようにコメント

今年の初めにオールワールドツアーのプログラムを組むことができたのは間違いなく、素晴らしい経験だった。それはチームが私に対して抱いていた信頼を本当に示し、私が自分自身にもっと自信を持ってレースに臨むのに絶対に役立ったと思う。

ジロは、始まってみれば予想していたものとは程遠いものだった。チームがあのカレンダーで私に信頼を寄せていた理由を示し、それを結果で紙面に残すことができて本当にうれしい。

この新しい契約にサインすることは、私にとって信じられないほど簡単な決断だった。特に自転車界においては、あと 5 年は長い期間であることは承知しており、このチームは故郷のように感じる。

ライダー、スタッフ、経営陣と私が築いている関係、そしてパフォーマンスの観点からチームが進む方向性は、私が長期的に関わりたいと思っているものだ。

また、一歩下がってライダーとして、ジロ前には考えもしなかったような新しい方向に挑戦するための安定性も与えてくれる。正直に言って、ライダーとしてどの方向に進みたいのか、その方向で何を達成したいのかを正確に言うことはできない。だが、今のところ、ジロ後に私の頭の中にある最大の目標は勝つことだ。

2位が多かったので、初勝利を手に入れたい、そしていつかグランツールでステージ優勝したいと強く願っている。私は必ずしも何かに特化することなく開発を続け、ライダーとしてレースがどのような方向に向かうのかを見ていきたいと思っている。

それがこの契約のエキサイティングな部分だと思う。それを実現する時間はある。IPT での今後 5 年間が待ちきれません!

 

チームオーナーのシルヴァン・アダムスは自ら自転車レースにも参加することで知られており、カナダではデレク・ジーの父親ともマスターズで対決したことがあるそうだ。

デレク・ジーのことも少年時代から知っていたと。Israel – Premier Techでの中心選手となるのは、間違いないけれども、無理して総合系を狙わずにクラシックハンター、クライマーとして逃げて勝つスタイルを追及して貰いたい。

 

 

 

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