2023 ブエルタ・アストゥリアス第2ステージ クイーンステージを制したライダーは?

ブエルタ・アストゥリアスは、この第2ステージがクイーンステージとなる。

ただ、登りゴールではないので、最後の山岳を生き残ったライダーのスプリントとなるはず。

総合トップは、Q36.5 Pro Cycling Teamのダミアン・ホーゾンだけど、リーダージャージを死守できるかな。

 

第2ステージ    カンダ～カンガス・デル・ナルセア　182.6km

 

後半の2級山岳と1級山岳で大きく絞られるのは間違いないコース。第1ステージのように実力者の決戦となるはず。

 

1. スプリントポイント Los Campos
2. 3級山岳　Aoto Cabrnunana  4.4km・5.7%
3. スプリントポイント Pilotureto
4. 2級山岳　Vallado 5.3km・7.6%
5. 1級山岳　Alto del Acebo  7.6km・8.5%

 

スタート前

Q36.5 Pro Cycling Teamのダミアン・ホーゾンはリーダージャージをキープできるのか。隣はジャンルーカ・ブランビッラ。

 

山岳クライマーのロレンツォ・フォルトゥナート(EOLO-Kometa)も注目だ。

 

Movistar Teamのイバン・ソーサは昨年に続いて勝利を得ることが出来るのか。

 

リーダージャージは一番左のダミアン・ホーゾン。しかし、青のリーダージャージというのも珍しい。

 

9人の逃げ

8人が最初に逃げている。

 

一人追いついて、9人の逃げが完成。

1. ホセバ・ロペス　 Caja Rural – Seguros RGA
2. ジュリアン・シモン　TotalEnergies
3. MOLENAAR Alex(Electro Hiper Europa)
4. DUNNEWIND Jan(Team Novo Nordisk)
5. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)
6. Bolton Equities Black Spoke(Electro Hiper Europa)
7. GRIGOREV Aleksandr(Efapel Cycling)
8. MARTINGIL César(Aviludo – Louletano – Loulé Concelho)

 

スプリントポイント Los Campos

先頭がスプリントポイント通過。

 

集団はQ36.5 Pro Cycling Team、Movistar Team、Equipo Kern Pharma、EOLO-Kometaが牽引。

 

3級山岳　Aoto Cabrnunana  4.4km・5.7%

先頭が3級山岳通過。

 

残り120kmで6分50秒と大量のリードを貰っている。

 

残り1周

登りの前に一度フニッシュラインを通過。

 

2級山岳　Vallado 5.3km・7.6%

すでに先頭は5人に減っている。

 

逃げていたライダーが集団に次々と吸収されていく。

 

先頭は5人のまま2級山岳を通過。タイム差は縮まり続けている。

 

1級山岳　Alto del Acebo  7.6km・8.5%

先頭は4人に。

1. ホセバ・ロペス　 Caja Rural – Seguros RGA
2. ジュリアン・シモン　TotalEnergies
3. GRIGOREV Aleksandr(Efapel Cycling)
4. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)

 

ジュリアン・シモンは、今回TotalEnergiesのエースナンバーだけど、ゴールはステフ・クラフで狙う。

 

先頭は3人に。

1. ホセバ・ロペス　 Caja Rural – Seguros RGA
2. ジュリアン・シモン　TotalEnergies
3. GRIGOREV Aleksandr(Efapel Cycling)

 

Movistar Teamのアントニオ・ペドレロが先頭。エイネルアウグスト・ルビオ、イバン・ソーサと続く。Q36.5 Pro Cycling Teamはダミアン・ホーゾンとジャンルーカ・ブランビッラが残っている。

 

逃げていたジュリアン・シモンが捕まった。

 

集団は実力者だけが残った。前から

1. ロレンツォ・フォルトゥナート　EOLO-Kometa
2. エイネルアウグスト・ルビオ　Movistar Team
3. ダミアン・ホーゾン　Q36.5 Pro Cycling Team
4. イバン・ソーサ　Movistar Team　
5. ステフ・クラス　TotalEnergies

 

ステフ・クラスが切れて先頭は4人に。

 

リーダーのダミアン・ホーゾンはどこまでロレンツォ・フォルトゥナートの引きに耐えられるか。

 

牽制からロレンツォ・フォルトゥナートがスパート。

 

ついにリーダーのダミアン・ホーゾンが切れてしまう。

 

イバン・ソーサも遅れてしまった。

 

だが、イバン・ソーサは諦めない。

 

イバン・ソーサが先頭に追いついた。Movistar Teamは防戦一方だ。

1. ロレンツォ・フォルトゥナート　EOLO-Kometa
2. エイネルアウグスト・ルビオ　Movistar Team
3. イバン・ソーサ　Movistar Team　

 

あ～、イバン・ソーサがまた遅れた。

 

エイネルアウグスト・ルビオはロレンツォ・フォルトゥナートをぴったりとマーク。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートがアタック!

 

エイネルアウグスト・ルビオが粘る。

 

あ～、だがエイネルアウグスト・ルビオもちぎれてしまった。

 

エイネルアウグスト・ルビオは蛇行してしまいそう。後ろのイバン・ソーサを待つだろう。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートは、残り21kmを単独でゴールを狙う。

 

エイネルアウグスト・ルビオは、なんとかペースを立て直した。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートは猛烈なスピードで1級山岳をクリアー。

 

後続ではイバン・ソーサがエイネルアウグスト・ルビオに追いついた。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートは、単独で下る。あとはゴールまで追いつかれずに走るだけだ。

 

二人は先頭交代して追う。

 

タイム差は50秒。ロレンツォ・フォルトゥナートは後ろを確認している。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートは、残り10kmの看板を越える。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートが市内に戻ってきた。

 

二人は後続に追いつかれることなく30秒差でゴールに。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートがゴールに帰ってきた。

 

ロレンツォ・フォルトゥナートが単独でゴール!

EOLO-Kometaは、今シーズンの初勝利となった。

 

2位はエイネルアウグスト・ルビオ、3位にイバン・ソーサ。総合では31秒ロレンツォ・フォルトゥナートから遅れることになった。

ロレンツォ・フォルトゥナート一人にやられるという結果に。

 

リザルト

ロレンツォ・フォルトゥナートのコメント(チーム公式サイトより)

本当に幸せだ。最後の登りでは、ジロが迫っていて、そこでうまくやりたいと思っていた。だから、みんなを置き去りにして下りでリスクを冒す必要がないように、全速力で行こうとした。

一人で勝つことができた。信じられないほどだ。全体の首位を守る時が来たが、チームメート全員とチームが非常に強いことが証明されたので、私はとても落ち着いている。

 

第2ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞