今年、ツール・ド・フランス2勝目の目指すゲラント・トーマス。
ツールのための高度トレーニングをスペインのテネリフェ島にあるTeideで行ってました。
なのに何故か、高地トレーニングを止めてモナコに帰ってしまいました。
雪でトレーニング断念
比較的穏やかで乾燥した冬だったスペイン。今週初めに雪、雨、強風が吹いて、ヨーロッパで最も人気のある観光地の一つでもあるテイデ山の頂上には深い雪が降ったようです。
まあ~、寒かったんでしょうね。暖かくないとトレーニングなんて出来ないですから。
今週の予報では、比較的穏やかな15度と言われているようです。
けれども、雪は道路にわんさか。それに、来週中はまた雪。
雪の中じゃあトレーニングなんて出来ないと思ったトーマスはモナコの彼の家に戻らなければなりませんでした。
ツイートでモナコへの帰還を報告
Back at it, Tenerife bound… Just a few bags 🙈🙄 @BikeBoxAlan pic.twitter.com/2uhUsnTMoV
— Geraint Thomas (@GeraintThomas86) 2019年3月22日
胃腸の不調で、Tirreno-Adriaticoのレースは途中リタイヤ。
チームはトーマスのレースプログラムは悪天候によって影響されないだろうと語ってます。
トーマスの次のレースはバスク1周
トーマスの次の予定は、4月8日に始まるバスク1周レースに出る模様です。
ワールドツアーレース第15戦。2018年から公式大会名はバスク語と英語の混合した「イツリア・バスク・カントリー (Itzulia Basque Country)」となっている。
日本語での意味はバスク1周。こちらのほうが聞いたことのある名前ですね。
スペインの西ピレネー・バスク地方で行われる6日間のステージレース。
昨年の優勝は、プリモシュ・ログリッチ(チーム・ユンボ・ヴィスマ) 元スキージャンパーにしてタイムトライヤルも強い。今年どこまで成長するでしょうかね~。チームスカイのコンビとの勝負も見ものです。
今年もグランツールを目指す総合系のライダーが集うレースとなるでしょうから、でトーマスの仕上がり具合がどうなるのか気になる所です。
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