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ブエルタで輝くカルロス・ロドリゲス21歳とフアン・アユソー19歳 スペインの未来を切り開くか?

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Image by Screamenteagle from Pixabay
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期待を遥かに上回る走りを見せるスペインの若者二人。

  • 総合4位 カルロス・ロドリゲス INEOS Grenadiers 21歳
  • 総合5位 フアン・アユソー UAE Team Emirates 19歳

二人共、グランドツアー初出場だ。

地元、スペインで大きく期待が寄せられるのも無理はないだろう。近年スペインのライダーが、ブエルタは制したのは2014年のアルベルト・コンタドールからいない。

二人は、有望な未来……そして現在を指し示しているのだ。

 

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フアン・アユソー

 

いつかは出てくるだろうと思われていたフアン・アユソーだが、これほど速く脚光を浴びることになるとは。

UAE Team Emiratesのエースナンバーはマルク・ソレル。だが、現在マルク・ソレルはステージハンターとして活躍している。

実際のリーダーと思われていたのはジョアン・アルメイダで現在4分32秒遅れの総合7位。アユソーとのタイム差は1分56秒もある。

登りでは、間違いなくフアン・アユソーが登れている。

 

「ラ・ブエルタの表彰台に上がることは、自転車を始めたときからの夢だった。でも同時に、自分の調子がいいことも、サーキット・デ・ゲッチョで勝ったことでわかっていたんだ。

一日一日を大切に過ごしている。破裂しても、それで終わりではない。もっとチャンスが来る。」

 

第10ステージの個人タイムトライヤルは、家族や友人の前で行うことになる。これは大きなモチベーションだ。タイムトライヤル能力はジュニアでは突出しているが、エリートではこれからだ。

それでも、大きくタイムを失うことはないだろう。登りでは、カルロス・ロドリゲスよりも登れているし、19歳はこれから更に驚きを見せてくれるかもしれない。

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カルロス・ロドリゲス

 

テイオ・ゲイガンハートが第9ステージでJumbo-Vismaのクリス・ハーパー、Team DSMのテイメン・アレンスマンと共に落車しており、総合12位に後退。

これにより、実力でINEOS Grenadiersのエースにのし上がったカルロス・ロドリゲス。

ただ、二人共初めてのグランドツアーで、3週間のステージレースで身体がどのように反応していくかは未知数だ。

総合順位では、第10ステージの個人タイムトライヤルで19歳のフアン・アユソーに抜かれるだろう。ひょっとすると、35秒差のサイモン・イェーツ、1分59秒差のアルメイダにも抜かれるかもしれない。

30.9kmと距離が長いのでタイムロスは最小限にしたいところ。

カルロス・ロドリゲスが絶対的エースになるには、タイムトライヤルの改善が必要だ。まずは、第10ステージの個人タイムトライヤルで二人の順位がどうなっているのか注目してみてみたい。

 

 

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