ツール・ド・レン第3ステージ 総合優勝となったのは?

ツール・ド・レンの最終ステージ。

ここまで日替わりでリーダーが変わっていたけれど、今日は登りゴールとなるので完全に決着がつくパターン。

ここまでクライマーが勝てる場面がなかったけど、最後は登りに強い選手が勝つだろう。

第3ステージ  イゼルノール～レレックスモンジュラ　125km

第3ステージ　photo tourdelain.

今日もそれほど距離は長くない。今日も丘陵コースと言った感じの丘を越えていく。

1. マタフロン（2.8 km・2.1％）
2. サモーニャ（4.9 km・5.8％）
3. ビリー（4.1 km・6.1％）
4. ジロン（3.7 km・ 6.8％）
5. コル・ド・モンティエール（9.1 km・6.3％）

最後も登っているのだけど、頂上付近は少し勾配が緩んでいる。ここでは残ったライダーによるスプリントとなる可能性もある。

逃げても、最後の長い登りで吸収される可能性は高い。

逃げは9人

Tez-cycling　ストーリミング　スクリーンショット　以下同様

逃げているメンバーは当初はかなりいたけど、ゴール手前57kmでは9人に減っている。

集団は、Intermarché-Wanty-GobertからDeceuninck-Quick-Stepにチェンジ。リーダーのゲオルク・ツィンマーマンの姿が見えなくなった。

山岳賞ジャージを着ている、ロットのシルヴァン・モニケは遅れてしまう。ここからが勝負なのに～。

先頭は更に人数を減らして7人に。

集団はTotal Energiesが先頭を引く展開に。ピエール・ラトゥールで勝負するつもりだ。

おっと、リーダーのゲオルク・ツィンマーマンの姿があった。Deceuninck-Quick-Stepの後ろに陣取っている。チームメイトの姿はすでに見えない。

先頭からGroupama-FDJのシモン・グリエルミがアタック!    昨年開発チームから昇格した24歳。

集団は、クイン・シモンズが先頭を引き始める。

先頭は、Groupama-FDJのシモン・グリエルミからCofidis, Solutions Créditsのヴィクトル・ラフェに変わる。すでに6番目の最後の山岳ポイントに向かっている。

逃げていたメンバーは、トレックのクイン・シモンズの引きで次々と捕らえられていく。

先頭を走るヴィクトル・ラフェに、集団からアタックをかけたチームメイトのロシャス・レミーがジョインする。

だが、先頭二人は、ロットの引く集団に追いつかれてしまう。

先頭はロットが3人で固めている。誰がアタックをかけるのか。

リーダージャージは危ない。ギリギリだけど集団最後尾だ。

ロットは、ハーム・ファンフックで勝負だ。

先頭は、6人に絞られる。

第2ステージでも最後まで逃げていた、マイケル・ストーラー(Team DSM)がアタック!

マイケル・ストーラーは、最後の山岳ポイントを先頭で通過して後続を引き離す。残りは22.1kmだが、下っても最後の登りが待っている。

後続の追走は5人。

マイケル・ストーラーはすでに22秒のタイム差をつけた。登りが得意ならば逃げ切れるかな。

マイケル・ストーラーは下り終わって、登りに入った。残りは11kmだ。タイム差は変わらず22秒ある。

追走5人は回しているのだけど、タイム差は30秒まで広がる。残り9kmとなっており追いつかない可能性が高くなってきた。

う～ん、これは決まった。後方も回しているけど全開ではない。36秒と少しずつタイム差が広がっていく。

マイケル・ストーラーはプロ初勝利に向けて全開で踏んでいる。これは本人にとって大きな勝利と共に総合優勝となるだろう。

マイケル・ストーラーお見事!

素晴らしい独走勝利となった。プロ4年目で初勝利に、ステージ総合優勝も決めてしまった。Team DSMにとっても貴重な2勝となった。

リザルト

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

ヤングライダー賞