コロンビアのボゴタで、エガン・ベルナルは、多くの若者の人生を変えるというEBプロジェクトを発表した。
ユース、ジュニアからU23までのサイクリストのためのチームだ。これは大けがをした集中治療室で生まれたアイデアだ。
さらに、回復への新たな段階としてヨーロッパに戻ることも発表している。
EBプロジェクト
EBプロジェクトの仕事は、集中治療室で入院している最中、考えていたことだ。
退院して、今度は自分の経験を他の人に伝えて、その人の人生を変えるような大切なことを始めたいと、心が揺れ動くようになった。
その思いはずっとあったのだが、忙しさにかまけて実現できなかった。だが、ついにその時が来た。
彼のチームの企画により、ユース、ジュニア、U23のカテゴリーに18人のメンバーが揃い、現実のものとなったのだ。
集中治療室で思ったのだが、私たちは「あとでやろう」と思ってやることをあきらめてしまうことがあるのではないでしょうか。
何か、プロジェクトをやりたかったのですが、グランフォンドとか、アパレルブランドとか、後でやりたかったんです。
そして、いつも「後でやるから」と言っていた。しかし、もうほとんど手遅れだった。私は何もしないまま死ぬつもりだったのだ。
いつもやろうと思っても、先延ばしにしてしまうんだ。明日がないことを覚悟で、何もせずに帰る。
だから、最初のプロジェクトはソーシャルでスポーツ的なものにしたかったんです。
現役では中々行動を起こすのは難しい。今回は、今やらなければという思いに駆られたのだろう。
ヨーロッパへ戻る
エガン・ベルナルはSTRAVAに投稿してくれないけど、先月は週に500km以上走っていることがわかっている。次の段階に入る時がきた。
この企画を待っていた。私は、取締役に、「まずプレゼンをしないで帰るのは嫌だ」と言った。
だから、彼らは私に許可を出し、我慢してくれたんだ。だから、来週にはヨーロッパに戻り、トレーニングを再開し、回復を続けていこうと考えている。
ゼッケンをつける日はまだはっきり決まっていない。だが、人生で最も困難な時期の中で、彼は一瞬たりとも「世界の強豪との戦いに戻ってくる」と信じて疑わなかった。
来週ヨーロッパに戻り、INEOS Grenadiersでのトレーニングを再開する。まずは、杖をつかずに歩くことが出来るようになりたいですね。
コメント