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MAVICの買収先が決まるか? これまでの経緯とその後

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サイクリングで最も有名なブランドの1つであるMavicは、非常に不確かな将来に直面している。

6か月間の救済法廷で買い手が付かない場合には、厳しい結果となってしまう。

 

管財人として指名されたのは、ビジネス弁護士のDidier Poulmaire。彼によると買収しようとしているグループがあるという。

MAVICは救われるのだろうか?

 

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MAVICのこれまでの経緯

photo mavic instagram

どうして、MAVICがあやうくなったのか再度整理してみると

MAVICのこれまで
  • STEP1
    1889年
    ホイールブランドとしてフランスのリヨンで創業
  • STEP2
    1973年
    ASOと契約しグランツールのサポートカーとして活動開始

    黄色いMAVICカーはなくてはならない存在となる

  • STEP3
    2005年
    Amer Sportsが買収

    Amer Sportsは、Salomon、Arc’teryx、Peak Performance、Atomic、Suunto、Wilson、Precorなどの国際的に認知されたブランドを持つスポーツ用品会社

    SalomonはMAVICの直接の親会社となる

  • STEP4
    2018年
    Amer Sportsは、ビジネスの戦略的見直しを受けて、Mavicを売却することを決定

    Amer SportsはEnveの所有者でもある

  • STEP5
    2019年
    3月に投資グループであるリージェントLPに売却を発表

    7月に契約完了

  • STEP6
    2019年
    リージェントLPからの連絡がなく9月に経済警報を発し、12月にMavicを地方商事裁判所の保護下に置くよう要求
  • STEP7
    2020年
    リージェントLPに売却されたのではなく、Mスポーツに売却されたことを知る

    5月2日管財人となる

Salomonによる売却以来、Mavicは理解できずに放棄されており、リージェントLPもMスポーツも実際に買収した形跡が見られないという。

どう売却したのか、MAVICは親会社であるSalomonとAmer Sportsにも回答を求めている状態だが、資金は全く入ってこないので経営難に陥っているという訳だ。

 

MAVICの買収先は?

photo mavic instagram

管財人となっている弁護士のDidier Poulmaireは6月2日までに買収提案の提出を行う予定。

 

マヴィックが遭遇した困難は、私たちが最近多くのことを言われている有名な「アフター・ワールド」の建設に積極的に参加するつもりの経済人を動員する機会を私に与えます。

アフターワールドとは、コロナ危機の経済難を克服した後のことを言うのだろう。

 

Didier Poulmaireは、買収先として自転車の製造、流通、イベント、マーケティング部門の専門家の小さなグループと2人の有名な元プロライダーが関与して、回復プロジェクト計画を進めているという。

 

MAVICは悲痛な声をあげている。

なぜ管財人が最終的に決定するまでに数か月待たなければならなかったのですか?

真面目な買い手を見つけるのに手遅れではないですか?その間に何が起こったのですか?まったく何もありません!

結局、買収先も良くわからずほったらかしだったと言うことだ。

MAVICが最終的に救われることを願ってやまない。

 

 

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