ロードバイクの情報を発信しています!

Specializedが史上最速のロードバイクと主張するS-Works Tarmac SL9

Image generated by Midjourney 機材情報
この記事は約3分で読めます。

Specializedから、これまでに作られた中で最速のロードバイクと謳われる新型S-Works Tarmac SL9が発表された。

フレーム重量はわずか687gで、既存のSL8よりも空力効率が高く、完成車で6.5kgという軽さを実現。

Colnago Y1Rs、Cervélo S5、Factor Oneといったライバル車を実際のレースコースで上回る性能を持つという。現在はトップレベルのS-Worksバージョンのみの展開となっている。

 

スポンサーリンク

S-Works Tarmac SL9

 

Specializedは、速度が単に空力や重量、実験室の数値だけで決まるものではないと強調し、「Time to Finish(フィニッシュまでの時間)」という概念を導入している。

これは、空力、重量、転がり抵抗、路面状況、環境条件、ライダーのパワーなどを入力し、実際のコースでの合計経過時間を予測する物理ベースのシミュレーションだ。

2024年のツール・ド・フランス・ファム最終ステージの終盤80kmを例にとると、SL9に乗っていた場合、SL8と比較して14秒速くフィニッシュできたという計算結果が示されている。

 

向上した空力性能と新しいフレーム設計

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Specialized Bicycles(@iamspecialized_road)がシェアした投稿

 

新型Tarmac SL9は、時速45km/hで走行した風洞実験において、SL8よりも4ワット速い空力性能を備えている。

すべてのフレームチューブが再設計されており、ヘッドチューブは以前より4mm狭く、前面投影面積を10%削減した。

オフセットステアラーデザインによりリアブレーキホースをステアラーの右側に通すことで、この狭いヘッドチューブを実現。

また、フォークブレードを外側にねじることで、空気の流れを効率的にフレームに沿わせる「Flow Fork」が採用された。

 

実際のレース状況に合わせた「Win Fin」とシートポストの改良

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Remco Evenepoel(@remco.ev)がシェアした投稿

 

逃げ集団の選手がボトルを2本ではなく1本しか持たないという実際のレース状況に基づき、バイクの後部全体が再設計された。

その結果生まれた「Win Fin」により、0.5Wの節約が可能になった。さらに、ペダリングする脚が空気の流れを加速させることに着目し、シートポストもゼロから再設計されている。

これまでに作られた中で最も薄いシートポスト断面を持ち、快適性を損なうことなく空力性能を大幅に向上させている。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Specialized Bicycle Components(@iamspecialized)がシェアした投稿

 

S-Works FACT 12rフレームの重量は、最も軽いRTP Raw Carbon / Gloss Amethyst Frostフィニッシュの56cmサイズで687gとなっている。

Aethosで導入されたFlow State Designを活用し、スーパーコンピューターを用いて不要なカーボン層を排除することで、SL8と同じ快適性と剛性を維持したままこの軽量化を達成した。

ジオメトリーはSL8と同じだが、54cmモデルのみフロントホイールとのクリアランスを確保するための調整が行われている。

タイヤは標準で30mmが装着され、最大32mmのクリアランスを持つ。Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプールがツール・ド・フランスで実践投入となるはずだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました