ブラジルのロードレースで先頭を走っていたライダーが車と衝突。
クラッシュは、ドライバーが不十分なマーシャルロードブロックを無視してコースに入って来たためにおこった。
その後ライダー全員で抗議となりレースは中断となってしまう。
ライダーは膝を負傷
事故は、10月27日のVuelta a Guatemalaの最終ステージで発生。
その瞬間のビデオ映像がオンラインで登場し、Indaiatuba Teamのローザ・ペレイラが前輪を取り出しているところを見せている。
ローザ・ペレイラは、50 km前後でプロトンをリードし、ジャンクションで急な左折をしたところ。
ドライバーは道路をまっすぐに走行し、ペレイラの前輪にぶつかり落車してしまう。
Isso foi hoje na Volta de Garulhos. Agentes de trânsito não receberam horas extras, carro furou o bloqueio de cones e aconteceu isso. Absurdo. pic.twitter.com/Xa4YuGOYVc
— País do Ciclismo (@DoCiclismo) October 28, 2019
ローザ・ペレイラのバイクは破壊。本人はすぐに立ち上がっているので深刻ではないかもしれないけれども、膝を負傷。
当たり所が悪ければ、もっと深刻な事態になっていたはずだ。
ステージの勝者は、中間スプリントマークを通過した最初のライダー、Alfredo Esteban Ajpacajá(メロチームサイクリング)であると宣言された。
ブラジルのサイクリングウェブサイトMundo Biciによると、プロトンはその後、レースの継続を拒否。
全員でバイクを路上において抗議。主催者はレース中止の同意をした。
不十分な状態で車が突っ込むという事故は最近も発生している。ピッコロロンバルディアで、Sunwebの開発チームのEdo Maasは、マドンナデルギサルロの下りでコースに入った車に衝突。
これは下りを70キロで走っていた時の出来事。目撃者は追走の一人だけだったので詳しくはわかっていないが、彼の容態は悪く二度と歩けないかもしれない状態だ。
Sunwebは、チームとライダーの安全なレース条件を確保し、確実に実施するためにUCIに改善を求めている。
レースしているライダーは生身の身体で走っているので、車とかにぶつかれば大変なことになるのはわかっていること。
車のはいって来ない、安全な状態の確保は絶対条件ですね。
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