なんと、ジュリアン・アラフィリップが表題の通り2024ツール・ド・フランスに出場しない。
これは、母国フランスでも残念に思っているファンは多いはず。
2019年には、15日間もマイヨジョーヌを着用し、総合でも5位で終えていた。2020年にも3日間マイヨジョーヌを着用。2021年も第1ステージでマイヨジョーヌ獲得。
世界王者にも2年連続でなっていた実力者が何故、ツールに選出されないのだろうか?
自らが理由を語る
🦘 @tourdownunder, here we come ☀️
Excited to show you our line-up for the first race of the season, a strong seven-man squad led by two-time World Champion @alafpolak1 – who returns at the start after ten years! pic.twitter.com/YAm1KPchHh
— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) January 5, 2024
2024ツアー・ダウンアンダーにはジュリアン・アラフィリップも原点回帰で出場する。
このレース前インタビューで、ジュリアン・アラフィリップは、ツール・ド・フランスに出場しないことを明言、その理由も話ている。
ツール・ド・フランスには出場せず、ジロを選んだ理由は?
ツールには、不選出ではないし、罰でもない。ジロへの出場は以前から考えていたことだ。
ツールを逃したことはもちろん特別なことだけど、自分の目標やパリ五輪出場の可能性に満足している。シーズンは目白押しで、選択し、それを守らなければならない。
ジロをやることは以前から頭の片隅にあった。問題は、いつ行くべきかだけだった。オーストラリアでのレース、クラシック、そしてジロのコースを見て、変化を感じたんだ。
ツール・ド・フランスでは6度のステージ優勝、イエロージャージでの魅惑的な走り、そして2018年には山岳賞のタイトルも獲得しているのに、それでもツールにはでない?
チームのGMのパトリック・ルフェーブルにジロへの参戦を提案したところ、チームボスは同意したんだ。
自分がレムコのために犠牲になるのをパトリックも見たくなかったようだ。そんなことをするのは私の使命でも私の価値でもない。
2022年にレムコがブエルタに挑戦したときのように、レムコのために働くことに何の問題もなかった。私の決断だ。
ジロではステージ優勝を狙い、ツールではレムコが総合を狙う。
来シーズンいっぱいでSoudal – Quick Stepとの契約が切れるアラフィリップは、2022年4月のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュでの大転倒を含め、かなり困難な2年間を過ごしてきた。
今回のジロ挑戦は、あらたなチャレンジで復活への糸口となるかもしれない。再び、ジュリアン・アラフィリップが華麗なアタックで勝利する姿を期待したい。
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