2024年のジロ・デ・イタリアでは、2回の個人タイムトライヤルで68kmを走る。
これは個人タイムトライヤルの得意な選手には有利なコース設定だ。
Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトは、ジロに出場し総合を狙うとイタリアのスポーツ新聞ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト(La Gazzetta dello Sport)が伝えている。
ジロ初出場に
この投稿をInstagramで見る
2024年のジロのコースはワウト・ファンアールトにとってオープンなものになる。
山岳ステージを除けば、短い丘陵ステージでの得点チャンスは少なくとも1ダースはあるし、なにより開幕週はワウトにぴったりだ。
もしかしたら第1ステージからマリアローザをゲットするかもしれない。
ワウト・ファンアールトも、2023グラベル世界選手権の前に、「僕の目標は2024年にジロを走ることだ」と正式に語っている。
総合優勝は無理でも、Jumbo-Vismaのリーダーとして走れば総合5位以内は確実だ。
さらに、ワウト・ファンアールトの目標は、パリオリンピックの個人タイムトライヤルで、フィリッポ・ガンナやレムコ・エヴェネプールを破ることも視野にいれている。
そのために、ツール・ド・フランスをスキップすることは十分に考えられる。2024ツールには標高差4,000メートル以上のステージが5つある。
ワウトには、難しすぎる。もしワウト・ファンアールトが、オリンピックでフィリッポ・ガンナと競い合いたいのであれば、フレッシュな状態で大会に臨まなければならない。
個人タイムトライヤルでは、フィリッポ・ガンナ以外にも、レムコ・エヴェネプール、ジョシュア・ターリングもライバルとなるだろう。
ワウト・ファンアールトのジロ出場は、12月21日のチームプレゼンテーションで、より明確になるはずだ。
ワウトが2024年にジロに出場する場合、チューリッヒで開催されるワールドカップの前哨戦として、秋のブエルタ・ア・エスパーニャとの組み合わせとなるかもしれない。
ファンとしては、ジロで総合争いするワウト・ファンアールトの姿を見てみたいはずだ。
コメント
ワウトがジロ総合狙うとなるとかなり厳しいでしょうけども、アツいですね!!
ツールは、五輪の影響でメンバがさみさくなるかもですね。それに加えてスプリンターは最後まで走らないかもですし。。。
Jumbo-Vismaは、プリモッシュ・ログリッチがいなくなったので、ワウト・ファンアールトにもリーダーとして期待しているのでしょうね。
このジロがワウトのターニングポイントとなるかも。TTが得意な選手がジロに集まりそうなので、そちらも楽しみですね。ツールはオリンピックを考えて最後まで走らない選手が多数いそうですね。