現在、ツール・ド・ポローニューに出場しているINEOS Grenadiersのゲラント・トーマス。
ジロ以来、実に2か月振りのレース出場となっている。第2ステージでは、残り5km地点から集団を絞り込むために牽引。
見事なアシスト振りを披露している。
全てがボーナス
ゲラント・トーマス、今シーズン2つ目の大きな目標であるブエルタ・ア・エスパーニャを控えてますが、ヨナス・ヴィンゲゴー、プリモッシュ・ログリッチ、レムコ・エヴェネプールに挑むことについては?
スペインでスタートするライダーには優秀な選手が多いのは事実だが、自分にとっては大きなチャレンジになると思う。
今年のジロ・デ・イタリアで2位になりましたが、プレッシャーはないの?
今はすべてがボーナスだ。春は波乱万丈だったけど、ジロではいい走りができた。あそこでのフォームが後押ししてくれた。
もちろん、最終日にピンクのジャージを失ったのは残念だったけど、ジロから自信を得ることができた。
ブエルタでは、何が起こるか見てみよう。今、ツール・ド・ポローニュのスタート地点で、レース強度に取り組み、ブエルタに向けて可能な限り最適な準備をするためにここにいる。
ここ数週間は高地トレーニングも行っている。
ツール・ド・ポローニュの後、世界タイムトライアル選手権にも出場しますが、ロードの世界選手権には出場しないんですね。
ポーランドにいる今、そんな時間はない。
37歳となったゲラント・トーマスの来シーズンの契約は、まだ発表されていない。現時点でチーム最高の選手であることは間違いなく、契約は更新されるだろう。
思えば2022年初頭には、チームからアシスト扱いされていたG。
これが2022ツールでは表彰台に。しかも、2023ジロでは惜しくも総合2位。今シーズンで引退の言葉も少し口にしていたけれど、そんなことはないだろう。チームに必要なリーダーだ。
現在のINEOS Grenadiersのブエルタの暫定リストは
- ゲラント・トーマス
- フィリッポ・ガンナ
- ローレンス・デプルス
残りのメンバーが気になる所だ。ちなみに、世界選手権個人タイムトライヤルは、チームメイトの若手、ジョシュア・ターリングと共に英国代表として出場する。
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