NTTTが2020年一杯で、スポンサー契約を打ち切るというニュースは夏には出ていた。
これが現実の物となってしまう。NTTがタイトルスポンサーになってから、わずか1年での契約終了というのは寂しい話だ。
スポンサー探しは続く
9月28日の夜にNTTプロサイクリングのすべてのスタッフとライダーは、オンラインビデオ通話をおこなった。
その時点で、NTTが今年の終わりにチームのタイトルスポンサーとして辞任するというニュースが正式に確認された。
NTTプロサイクリング(旧チームディメンションデータ)との6年間のパートナーシップの後、NTTは2020年シーズンの終わりにサイクリングチームのタイトルスポンサーシップを終了します。
と同社の声明を伝えられた。
この数週間、NTTが移籍市場で沈黙していることは周知の事実。彼らは、今年以降にスポンサーが確認されていないという単純な理由で、2021年の新しい移籍にサインできなかった。
ダリル・インピーがチームのターゲットだったと理解されているが、NTTが書面で契約を提出しなかったとき、彼はISNに移籍を決定した。
GMのダクラス・ライターによると、NTTが第2スポンサーが見つからなかったためだとも言われている。
監督のビャルネ・リースが、共同代表だと思っていたが、そうでもない。
リースと彼のビジネスパートナーであるLars Seier ChristensenとJan Bech Andersenが経営するデンマークのVirtu Cyclingが株式の一部を引き継ぐことになっていた。
しかし、それさえもまだ起きておらず、後回しにされている。結局リースはNTTとの共同代表にはなっていないのだ。
チームは2008年にMTNEnergade Road Teamとして設立されて以来、現在の形でチームとして存在している。チームはコンチネンタルレベルからランクを上げてWorldTourチームを設立した。
あと2年はワールドツアーライセンスもある。
チームは、アフリカのライダーをツール・ド・フランスに出場させるという夢をもって設立された。
Qhubekaチャリティーでは、アフリカの子供たちに自転車を普及させる活動をずっと続けていた。完全に消滅してしまうと、これらもなくなってしまう。
GMのダグラス・ライターは10月一杯までスポンサーを探す予定だが、かなり厳しいと言わざるを得ない。これは所属するライダー、スタッフも職を失うことを意味している。
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