CeramicSpeedは、チェーンレス駆動のドライブトレインでSpecialized と空洞実験を行いエアロ性能は確認された。
今回、ユーロバイクショーでギアチェンジ可能なCeramicSpeed DRIVENのマウンテンバイクが公開。
そして、ついにギアが動く様子も確認出来るようになった。
Wild CeramicSpeed DRIVENのギアチェンジの方法
CeramicSpeedは、後輪に取り付けられた平らな「カセット」を構成するギア歯の同心円を横切って移動するワイヤレス制御の「スプリットピニオン」を使用する実際のシフト機構を明らかにした。
コロラド大学の機械工学部の支援を受けて開発された最新の駆動システムは、実行可能な製品に変わる可能性のあるものに少しずつ近づいているようです。
駆動されるピニオンは、ドライブシャフトの両端にあるギアと噛み合うベアリング。
Drivenのシフト可能なバージョンでは、フロントピニオンは固定され、リアピニオンは中央で分割される。
ドライブリングを2つに分割し、2つのベアリングを一種のクラッチとして効果的に使用して、出発する列から張力を解放。
シフトするために、シャフトの内側に磁石があり、位置と回転を決定する。ドライブリングの「リーダー」の半分が外側に転がると、(シフトする方法に応じて)前後にスライドし、次の歯列と噛み合い始める。
CeramicSpeedはそれを「ステップアンドフォローパターン」と呼んでいる。
考え方としては、車のデュアルクラッチトランスミッションのような物に近いですね。
シフトはドライブシャフト内に隠されたアクチュエーターによって制御され、これは同じ場所にある充電式バッテリーによって駆動される。
ワイヤレスなので、ギアチェンジのボタンの位置とかは自由に配置可能ですね。
マウンテンバイクにDrivenを装着
システムが可変有効チェーンステー長にどのように対処するかについての懸念は、ドライブシャフトの長さを変更できるシャフト設計によって対処されたようです。
マウンテンバイクにDrivenは装着されてましたが、飾ってあるだけなので実際に走行している様子は見れていません。
多分、走れるんでしょうねえ~。
一緒に飾られていた、Specialized S-Works Vengeには、Drivenの部分にカバーがしてある。
Drivenが実際に泥や砂に対処できるかどうかはまだ不明。
展示されたSpecialized S-Works Vengeには、その対処方法としてハウジング内のコンポーネントを保護するカバーが取り付けられていた。
これなら、泥とか入らないけれどフリクションとか、万一故障した場合などの対処は簡単には出来そうもないですねえ~。
まあ、ここら辺は今から改良されていくのでしょう。
実用化には、まだまだハードルが高そうですが、全く新しい概念であり興味はそそられますね。
最も重要な問題は、互換性のあるフレームを開発するために自転車メーカーと協力しないといけないということ。
半年先くらいに、また新しい情報を発信してくれそうです。
コメント