今シーズン、ツール・ド・フランス開幕前に、マーク・カヴェンディシュはツアー・コロンビアとツール・ド・ハンガリーでステージ優勝をあげていた。
ただ、一流スプリンターの少ないレースでの活躍。さらに、体調不良で満足いく走りができていなかった。直前のツール・ド・スイスは、山岳に慣れるために出場していたけれど、なんとか完走という感じ。
ツール初日、2日目と最初から遅れる姿を見て、カブがスプリントで勝てると思っていた人は少なかったのでは。
Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトは、どう思っていたのだろうか。
驚いていない
第1ステージで、ロマン・バルデとフランク・ファン・デン・ブルックについで、集団トップの3位でゴールしたワウト・ファンアールト。
それ以降、2度の落車。ガビリエでも体調不良で、この第5ステージでは、リードアウトのクリストフ・ラポルトも落車。ワウト・ファンアールト自身、99位でステージを終えている。
マーク・カヴェンディシュが記録更新しましたが、これについては?
私はあまり驚かない。私は彼がまだやり遂げる可能性があると常に思っていた。特に最近のツールのスプリントステージでは、レースをタフにして、スプリンターを落とすことにあまり興味がない。
そうすれば、決勝は速くなるし、もちろん、彼には脚がある。
間違いなくおとぎ話だよ。彼が何年もそれを追い求め続けているのは、とても素晴らしいことだ。
彼は多くの経験を積んできただけに、ポジショニングと適切なタイミングでの攻撃に長けている。今日もそれを見せてくれたと思う。
カヴェンディッシュの全盛期、あなたは、まだプロにもなってませんでしたが。
私は彼を尊敬の念を持って見ている。私自身、今ツール9勝を挙げているが、私もしばらくそれにとらわれていたので、35勝を挙げることがどれほど難しいか想像できる。
彼はもちろん特別な性格だが、私は彼を好きになれる。実際、彼とは気が合う。プロトンではいつも楽しくおしゃべりしている。本当に脱帽だよ。
カヴェンディッシュは以前、エディ・メルクスとこの記録を共有していましたが、これについては?
彼は今、ステージ数でメルクスに勝っていると言われているが、そのようなライダーを比較することはできない。記録は破られるためにある。
しかし、この記録が破られるとは誰も思っていなかった。シャポー。
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