2025 ツール・ド・ハンガリー第5ステージ 石畳の登りのサーキットで総合優勝は?

第100回ツール・ド・ハンガリーの最終ステージは、ベルギーのワンデーレースを彷彿とさせると主催者がいうコース。

総合トップのXDS Astana Teamのハロルド・マルティン・ロペスと総合2位のUAE Team Emirates – XRGのアレッサンド・コーヴィのタイム差は8秒。アクシデントがあれば逆転となる。

第5ステージ エイテク～エステルゴム 169.5km

コースプロフィールマップ phto tourdehongrie

3つの山岳の距離は短いけれど勾配はある。最後の7kmの周回コースには、1.1kmの石畳の登りが含まれており、最大勾配は8%。パンチャーが抜け出すことの出来るコースとなっている。

1. スプリントポイント　サンベク
2. 2級山岳　ビリサント　1.8km・6.7%
3. 2級山岳　ビリサント　1.8km・6.7%
4. 2級山岳　ビリサント　1.8km・6.7%
5. スプリントポイント　エステルゴム
6. スプリントポイント　エステルゴム

7人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

7人が逃げている。

1. シーブス・デヴェールト　Team Flanders – Baloise
2. オーウェン・ゲライン　Unibet Tietema Rockets
3. バティスト・ユイエ　Unibet Tietema Rockets
4. ヤクブ・オトルバ　Caja Rural – Seguros RGA
5. ルカ・コルナギ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
6. トルド・ヴィカンデル　Epronex – Hungary Cycling Team
7. Zétény Szijártó(Team United Shipping)

残り56km。タイム差は1分43秒。Lidl – TrekとXDS Astana Teamが引いている。

ダニー・ファンポッペルはサポートカーに。

残り29kmで1分16秒差。

残り13km。二人が逃げに。

残り8.4kmで24秒差。

残り5.3km。16秒差。

残り4.5kmで22秒あるぞ。

残り2.7kmで14秒に。

残り2.3kmで12秒差。

残り1kmで先頭の二人が捕まる。

UAE Team Emirates – XRGが先頭。2番手はダニー・ファンポッペル。

石畳の登りだ。先頭はUAE Team Emirates – XRGのイヴォ・オリベイラ。

フアン・モラノがしっかりとついている。

UAE Team Emiratesは、アレッサンド・コーヴィ、イヴォ・オリベイラがフアン・モラノをアシスト。

イヴォ・オリベイラ、ダニー・ファンポッペル、フアン・モラノは3番手。

さあ、左からダニー・ファンポッペルが発射。

しかし、フアン・モラノがダニー・ファンポッペルを抜いた。

フアン・モラノがゴールに向かう。

フアン・モラノが勝利だ!   フアン・モラノは、今シーズンの2勝目。後ろで、イヴォ・オリベイラが一緒に手をあげているけどゴールラインを越えているのかな。

UAE Team Emirates – XRGは、はやくも今シーズン39勝目だ。

2位はダニー・ファンポッペル。サム・ウェルスフォードの代役でもエーススプリンターが務まることを証明してみせた。

リザルト

優勝したUAE Team Emirates – XRGのフアン・モラノ

第5ステージ　リザルト

総合

総合優勝したXDS Astana Teamのハロルド・マルティン・ロペス(チーム公式サイトより)

今日のステージは非常に難しく、短い登りと石畳のセクションが多いワンデーレースだった。 しかし、今回もチームは素晴らしい仕事をしてくれた。 チームメイトがいなければ、この勝利はあり得なかった。

ライバルたちがボーナスタイムを獲得できないように、逃げ集団が早く捕まるのを許さず、完璧にレースをコントロールしてくれた。 決勝では、チームが僕を前方まで連れてきてくれて、どんなアタックもカバーできるようないいポジションにつけてくれた。

最終的にすべてがうまくいって、勝利は我々のものになった。 とてもうれしいし、信じられないような感情とともに家路につく。 厳しいスタートだったが、シーズン前半は本当にうまくいった。 今シーズンの後半戦に備える前に、少し休みを取るつもりだ。 チームのサポートと信頼に感謝している。

総合優勝はハロルド・マルティン・ロペス。XDS Astana Teamは200UCIポイント獲得で降格争いで一歩抜け出す。

ポイント賞

山岳賞