2025 ボルタ・ア・カタルーニャ第2ステージ　カーデン・グローブスは雪辱なったのか?

第1ステージでは、ヨナス・ヴィンゲゴーの代わりにメンバーに入った19歳のマシュー・ブレナンが世界最高のスプリンターの一人であるAlpecin-Deceuninckのカーデン・グローブスを後ろに張り付けまま、スプリントで勝ってしまった。

これでマシュー・ブレナンは2クラスを含めると4連勝。今回は初のワールドレースで勝利というおまけまでついている。

Team Visma | Lease a Bikeは、19歳の若者をエースとして第2ステージでアシストに徹することになる。

逆にギリギリで抜かれたAlpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソは惜しかった。シクロクロスでも活躍しており、マチュー・ファンデルプールの後釜との期待も高い2年連続のシクロクロスU23王者だ。

 

第2ステージ　バニョレス〜フィゲラス　177.3 km

 

第1ステージよりは簡単かな。最後はスプリントとなるけれど、天気は今日は良好だ。

 

1. スプリントポイント　Medinyà
2. スプリントポイント　L’Escala
3. 3級山岳　Coll Puig del Pení (4.8 km・5%)
4. 1級山岳　Coll de Sant Pere de Rodes (7.7 km・6.4%)
5. スプリントポイント　Garriguella
6. 残り1周

 

スタート

2023・2024年と2年連続のブエルタ・ア・エスパーニャのスプリント王としては、このステージは勝たないといけない。

 

3人の逃げ

3人が逃げている。

1. カルム・ジョンストン　Caja Rural – Seguros RGA
2. ディエゴ・ウリアルテ　Equipo Kern Pharma
3. ダニー・ファン・デル・トゥーク　Euskaltel – Euskadi

 

 

1級山岳　Coll de Sant Pere de Rodes (7.7 km・6.4%)

先頭は二人に。

1. ディエゴ・ウリアルテ　Equipo Kern Pharma
2. ダニー・ファン・デル・トゥーク　Euskaltel – Euskadi

 

残り86.1km。タイム差は33秒。

 

集団からBurgos Burpellet BHのマリオ・アパリシオが追走。

 

マリオ・アパリシオが追いついた。

 

マリオ・アパリシオは、そのまま山岳ポイントを獲得。

1. マリオ・アパリシオ　Burgos Burpellet BH　10ポイント
2. ダニー・ファン・デル・トゥーク　Euskaltel – Euskadi　8ポイント
3. ディエゴ・ウリアルテ　Equipo Kern Pharma　6ポイント
4. マルク・ソレル　UAE Team Emirates – XRG　4ポイント
5. フレデリック・ワンダール Red Bull – BORA – hansgrohe　2ポイント
6. ローレンス・デプルス　 INEOS Grenadiers　1ポイント

 

逃げはEquipo Kern Pharmaのディエゴ・ウリアルテだけに。これもすぐに捕まる。

 

スプリントポイント　Garriguella

ここはUAE Team Emirates – XRGのフアン・アユソーがトップ通過。

1. フアン・アユソー　UAE Team Emirates – XRG　3ポイント・3秒
2. アクセル・ローランス　 INEOS Grenadiers　2ポイント・2秒
3. ヤン・トラトニク　Red Bull – BORA – hansgrohe　1ポイント・1秒

 

残り65.4km。集団はAlpecin-Deceuninckのジミー・ヤンセンスが引いている。

 

残り49.2km。追い風のためにペースが速くなっている。

 

残り1周

集団のまま残り1周に。

 

残り41.2km。60km/h近いスピードで走っている部分もある。集団が割れていたが戻っている。

 

残り35km。各チームのアシストが先頭を引く。

 

残り32.8km。Groupama – FDJのブリュック・ロランがアタック。

 

Lidl – Trekのクイン・シモンズもきた。

 

あ～、しかしAlpecin-Deceuninckがチェックにきて集団もきてしまった。

 

残り24.5km。集団は等級のない登りに。

 

残り22.4km。集団先頭は INEOS Grenadiersのゲラント・トーマス。

 

残り16.4km。EF Education-EasyPostとTeam Visma | Lease a Bikeが先頭に出ている。

 

残り8.5km。60km/h前後のスピードでゴールに向かう。

 

残り3.7km。

 

残り2.9km。Red Bull – BORA – hansgroheが先頭に出てきた。

 

残り2.1km。 INEOS Grenadiersが先頭に。

 

残り1.2km。 INEOS Grenadiersが先頭から外れる。

 

残り1kmを切った。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamが先頭。

 

Alpecin-Deceuninckが先頭に。

 

Alpecin-Deceuninckは、カーデン・グローブスが狙う。

 

左からAlpecin-Deceuninckのカーデン・グローブス、EF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフ、 INEOS Grenadiersのアクセル・ローランス、Israel – Premier Techのイーサン・バーノン。

 

横一線か。

 

カーデン・グローブス、イーサン・バーノン、マシュー・ブレナンがハンドルを投げた!

 

勝ったのはIsrael – Premier Techのイーサン・バーノンだ。今シーズンの初勝利をあげた。

 

この差だ。2位はTeam Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナン。3位はAlpecin-Deceuninckのカーデン・グローブスとなった。

マシュー・ブレナンはがっちりとリーダージャージをキープだ。

 

リザルト

優勝したIsrael – Premier Techのイーサン・バーノン

このコースが好きになってきたよ(笑)。簡単な1日ではなかった。Lidl – Trekをはじめ、いくつかのチームが上りをハードに走った。 ニック・シュルツ、コービン・ストロング、ジョージ・ベネットは最後の数キロで素晴らしい走りを見せてくれた。

  彼のおかげでいい状態で戻ってこれた。ゴールまで2キロの時点で勢いがあった。 フルトレインで完璧にセットアップした。

最後はとても混沌としていた。 最後は時速80キロで走っていたと思う。 追い風で、とても速く走れたけど、それが僕には合っていたんだ。

 

2位　Team Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナン

今日のフィニッシュは混沌としていた。 でも、いいポジションを取ることができた。 ラスト数百メートルで右ホイールを持った。 その後、一瞬プレッシャーを受けたけど、なんとかギャップを見つけることができた。 残念ながら、絶対的なトップスピードに乗るのが遅すぎたんだ。

リーダージャージを着て走るのは最高だった。 チームのみんなには本当に感謝している。 ステージが進むにつれて、登りではしばらく苦しかったけど、セップ・クスのような偉大なチャンピオンに引き連れてもらえたことで、精神的にすごく楽になったよ。

もう少しで2日連続の勝利をつかむところだった。 今日得た良いものを今後に活かしていきたい。

 

3位　Alpecin-Deceuninckのカーデン・グローブス

少し早すぎたと思う。 主にハイスピードのせいで、選手たちは後ろから来ることができた。 今日はとてもいい一日だったけれど、早く行きすぎて、脚が一杯になってしまった。

 

4位　 INEOS Grenadiersのアクセル・ローランス

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞