Ventumは、2015年創業の新しいブランド。2016年にはIRONMAN世界選手権の公式バイクスポンサーになっている。
Ventum NS1 Aeroは、ヘッドチューブがよりすっきりとした形状になり、ケーブルマネジメントが刷新され、タイヤクリアランスが大きくなり、ワンピースバーがフロントエンドをエレガントにまとめている。
Ventum NS1 Aero

Image credit: ventumracing
アップデートされたVentum NS1で、デザインチームはカーボンレイアッププロセスを改良することを選択。
この新しいカーボンレイアッププロセスは、必要な部分にはサポートを追加し、必要でない部分にはサポートを削減するもの。
その結果、フレームが軽量化され、乗り心地が向上し、スピード時の安定性が増し、必要な時にコンプライアンスが得られるようになっている。

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Ventum NS1 AeroはダイレクトマウントとSRAM UDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)互換性を獲得している。
ボトムブラケットはネジ式のT47で、ほとんどのスピンドルとチェーンセットの組み合わせに対応する。

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フレームは、チューブの形状も含めてマイナーチェンジされた。
チューブ形状は、わずかに丸みを帯びている。ヘッドチューブは砂時計型になり、トップチューブとダウンチューブの接合部の材料が少なくなっている。

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タイヤクリアランスは35mmのタイヤを余裕でクリアできる。
このクリアランスの広さは、悪天候の中でトレーニングを行う人にとって、泥除けの取り付けが容易であることを意味し、グラベルの冒険もタイヤ交換で可能になる。

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Ventum NS1のヘッドチューブもアップデートしている。わずかに凹んだデザインで、スペーサーを重ねやすく、ケーブルがほとんど目立たないようになっている。
また、トップキャップとケーブルマネジメントシステムもアップデートされ、ブレーキホースの整列が容易になった。

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NS1では、ヘッドチューブの凹みにうまくフィットする、全く新しいVentumワンピースバーとステムのコンボが登場。
バーには、Ventumのケーブルデザインと相性の良いケーブルマネジメントシステムが搭載され、アウトフロントバイクマウントが組み込まれている。
すべてのVentum NS1s’は、オーダーメイドで作られている。価格に関係なく、すべてのバイクに同じフレームセットが提供される。
シマノとSRAMから選ぶことができ、アップグレードオプションとしてENVEホイール、Zipp 303 Fire Crestホイール、Powermeterがある。
フレームセットのみ(ワンピース・バーなし)の価格は2999ドル(約39万円)。
詳しくは、公式サイトでどうぞ。
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