ピレリは、メイド・イン・イタリーの自転車用タイヤの生産量を増やし続け、新しいPirelli P Zero Race TT クリンチャー・ロードタイヤを発表した。
なんと、その重量は170gというから超軽量だ。
ピレリが 2017年に自転車用タイヤに戻ったとき、先導したのはP Zero Velo TTロードバイクタイヤだった。
Pirelli P Zero Race TTと呼ばれるようになったこのモデルは、5%軽量化され、転がり抵抗が15%減少しているという。
Pirelli P Zero Race TT

Image credit: Pirelli
レース用に設計されたこのタイヤは、チューブを使用している限り、最軽量のタイヤであるだけでなく、最高のパフォーマンスを発揮するクリンチャーでもある。
透過性の低い素材でケーシングを補強する必要がなく、軽量でしなやかにすることができる。
パンクやカットプロテクションなしで行うと、さらに軽量になるという。
プロチームが超軽量のSmarTUBEインナーチューブと組み合わせて使用するために作成されたものだという。
Trek-Segafredo、AG2R Citroën Teamが、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャで使用する予定となっている。

Image credit: Pirelli
コンパウンドは、シリカで強化されたSmartEVOラバー。
チューブレス対応のP ZERO Raceのトレッド パターンを採用し、コーナリンググリップと全天候型パフォーマンスを強化する。
現在もピレリのイタリア工場で製造されており、700cホイールには 26mmと28mmのサイズが用意されている。
主張されている重量はそれぞれ170gと190g。公式サイトの説明では、タイムトライヤル用と位置付けられている。
コメント