1986年創業のアメリカのブランドLitespeedから、チタンフレームでは市場で最軽量と主張するToscanoグラベルバイクが発表。
Toscano(トスカーナ)の名前は、イタリア中部のトスカーナで行われる春のストラーデビアンケのレースから名前をつけている。
毎年、トスカーノ地方では伝説が生まれる。Litespeedは、その精神に基づいて Litespeed Toscanoを作成している。
Litespeed Toscano
Toscanoのフレームの特徴は、独自のシート形成トップ チューブ。6AL/4V の平坦なチタン シートを手作りしてチューブにし、標準の引抜チューブよりも優れた引張強度と横方向の剛性を実現しながらも、はるかに軽量に仕上げている。

Image credit: Litespeed
ヘッドチューブとボトムブラケットの内側には軽量化のための機械加工が施されている。その結果、フレーム重量はミディアムサイズで1,240gと主張されている。

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三軸楕円形のダウンチューブは、ねじり剛性を最大化するためにBBで幅を広げる前に、「空気力学的にウォーターボトルを保護」するために部分的にティアドロップ形状になっている。

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ドロップされたドライブサイド チェーンステーにより、タイヤクリアランスが広がり、最大 700×48のグラベル タイヤを装着できると同時に、2x グラベル ドライブトレインを搭載可能となっている。
将来の互換性のために、ユニバーサルディレイラーハンガー (UDH) を装備している。

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Chris KingのAeroset 3 ヘッドセット、ENVEのIN-Route カーボン フォークを使用。ケーブルは内蔵となっている。
Litespeed Toscano SPEC

Toscano F1 Image credit: Litespeed
Toscanoには2種類のビルドが用意されている。
- Toscano
- Toscano F1
FIモデルは、独自のカーボン フォークを備えた大径ヘッド チューブと、すべてのケーブルとワイヤーを隠す FSA ACR コックピットを使用している。
ENVE InRoute フォーク/バー/ステムのアップグレード オプションも利用可能。これらのモデルはネジ付き T47 ボトムブラケットを使用しており、最も軽量なオプションとなる。
価格は 7,550ドル(約110万円)、フレームセットは4,550ドル(約68万円)。

Toscano Image credit: Litespeed
FIモデルは、PF30ボトムブラケットが付属するが、T47にアップグレードすることも可能。この標準バージョンのフレーム重量は 1,355g。
標準のビニール デカール、または TiDize カラーの陽極酸化処理とエッチングから選択して、よりカスタムな外観にもできる。
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