すでにマチュー・ファンデルプールやジャスパー・フィリップセンが新型のS-Phyreを使っていることが目撃されていた。


新型のS-Phyre RC903は、2022世界選手権の前に正式に発表。
RC903は、S-Phyreの最新モデルで、改良された保持システム、通気性の高いつま先ボックス、5 つ以上のカラー オプションで再設計されて登場だ。
S-Phyre RC903

Image credit: shimano
硬いカーボンソールは、調整可能なフォア・アフト・クリートポジションと交換可能なヒールグリッパーを備え、変更なく受け継がれている。
同様に、ラストのアッパーの形状も変わらない。しかし、パンチング加工を施したプレミアムマイクロファイバー合成皮革に変更することで、先代モデルのラミネートメッシュよりもしなやかで弾力性のある素材になっている。
一方、素材ピースのレイアウトパターンを見直すことで、より丸みを帯びた曲線のトゥボックスを実現。

Image credit: shimano
シマノは、従来のパワーゾーンケーブルガイドに代わり、Boa Li2ワイヤー用に、よりシンプルなクロスオーバーのレーシングパターンを採用した。
これは、小さくて硬いプラスチック片が一部のライダーのプレッシャーポイントを引き起こすという報告のために行われた変更となる。

Image credit: shimano
また、ヒールカップも一新され、より一体感のある外観と、より安定したホールド感を実現。
ねじれ防止機能により、かかとをロックして、ハードな走りやスプリント中の動きを防ぐことが出来るように設計されている。

女性用のRC903W Image credit: shimano
重量は、42サイズのペアで450gとしており、RC902より20g軽量化。
シマノはまた、RC903Wで、低容量と狭いフィットを中心に構築されている女性専用のシューズも提供。
男性用は、5色展開。黒、白、赤、およびクラシックな S-Phyre の明るい青から選択可能。女性用は白だけどかかと部分の色がパールとなっている。
価格は€359.95(約5万1千円)。
コメント