Specializedは2023年2月に、ダブルダイヤモンドのような形をしたフレームの特許出願を出していた。
この特許を使ったバイクが登場した。Sirrus Carbon Xで舗装路、ダートの走れるバイクとして新しいフレーム形状が採用されている。
いきなりロードバイクのフレームに採用されるということはなかった。
Specialized Sirrus Carbon
この投稿をInstagramで見る
今回発表されたのは2種類。
- Sirrus X 5.0
- Sirrus X 6.0
位置付けとしてはアクティブバイクの種類の中に掲載されている。ダートも走れる高級な通勤車といった感じか。
Specializedは、フレーム形状をコンプライアンスジャンクションと呼び「パフォーマンスと効率を犠牲にすることなく、カーボン フレーム全体に適度な柔軟性と寛容性を持たせるように設計されています」と述べている。

Image credit: Specialized
過激なフレームデザインが新しい Specialized Roubaixである可能性があると推測されていたけど、見事に外れてしまった感じ。
プロトタイプはグラベルバイクだったけれど、実際に採用されたのは通勤車だったとは~。まあ、今後どのように他のバイクに使われていくのか、見守っていくことになりそう。
特にロードだと、シートチューブが途中でないのでフロンドディレーラーの取り付け位置がないので、フロントシングルとなる。例えば、フロントシングルでも良いSRAMとかClassified Power Shiftとかを使えば可能だろうけれど。
快適性が向上し、しなりがあることは特許の実験からも分かっているので、次の展開があることを期待したい。
Sirrus X 5.0

Image credit: Specialized
- フレーム: Sirrus FACT 9r カーボン
- フォーク: Sirrus FACT 9r カーボン、Future Shock 1.5
- グループセット: SRAM NX Eagle 12スピード/SRAM S650 チェーンセット
- ギア比: 38t、11~50t
- ホイール:アルミハブのアルミリム
- タイヤ: Specialized Pathfinder Pro 2Bliss Ready 38mm
- ブレーキ: Tektro TKD-148 油圧ディスク
- バー : 特殊アルミ
- ステム :フューチャー ステム、コンプ
- サドル : Body Geometry Power Sport
- シートポスト :アルミ 27.2mm
- サイズ: XS、S、M、L、XL、XXL
- 主張された重量 :10.9kg
- 色 :グロス ホワイト マウンテンズ、ガンメタル、サテン ホワイト mtns リフレクティブ
- 価格 : £1,950(約31万円)
Sirrus X 6.0

Image credit: Specialized
- フレーム : Sirrus FACT 9r カーボン
- フォーク : Sirrus FACT 9r カーボン、Future Shock 1.5
- グループセット : SRAM GX Eagle Lunar 12スピード/SRAM Rival チェーンセット
- ギア比 : 40t、11~50t
- ホイール :Specializedハブの DT Swiss R470
- タイヤ : Specialized Roubaix Pro 2BR チューブレス対応 30/32mm
- ブレーキ : SRAM レベル TLM
- バー :特殊アルミ
- ステム :フューチャー ステム、コンプ
- サドル : Body Geometry Power Sport
- シートポスト : Roval Terra Carbon
- 主張された重量 : 9.2kg
- サイズ: XS、S、M、L、XL、XXL
- カラー:グロスブラック、パール、メタリックホワイトシルバー、ブラックリフレクティブ
- 価格 : £2,400(約38万円)
コメント