BridgeBikeは、カナダのトロントで2020年に創業。フレームとフォークを自社で製造している。
これまでも、同社のBridge Bike Works Surveyorオールロードバイクをこちらでも紹介。
BridgeBikeは、ボトムブラケットの特許を出願している。なんとカーボンフレームをそのままねじ切っているのだ。
カーボンなので、耐久性など大丈夫なのかと思ってしまうけど、アルミシェルがいらないため、100gは軽量化できる。
Integrally Threaded Carbon Bottom Bracket
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BB(ボトムブラケット)には、大きく分けて2種類ある。
- 圧入式
- ねじ式
このところ、各ブランドは圧入式からねじ式に戻ってきている。
BridgeBikeも、ネジ式ボトムブラケットは最良の選択肢だと考えている。きしみが少なく、最高のアライメントを確保し、ベアリングをより確実に固定し、路面の汚れを防ぐのに優れているためだ。
また、ユーザーでも簡単に扱えるというのも大きい。

Image credit: bridgebikeworks
BridgeBikeは、複雑な積層と成形の手順により、ボトムブラケットに成形されたスレッドを作り出している。
カーボンの生のストランドから、ラミネート プロセス、硬化サイクル、フレームの残りの部分との統合方法まで、スレッドの製造プロセス全体を開発している。
これにより、BBスリーブにスレッドを付ける必要がなくなり、軽量化とミスアライメントを防ぐことができる。
これは、完璧な同心円とアクスルアライメントにつながり、さらに面積を軽量化することにもつながる。
そして何より、圧入式でBBがきしむような日々はなくなると言うのだ。

Image credit: bridgebikeworks
カーボンは導電性があり、合金や他の材料と反応して腐食を引き起こす可能性がある。
そのため、金属コンポーネントを排除し、スレッドを Cerakote セラミックでコーティングすることで、カーボン フレームとベアリング カップの間に信じられないほど堅牢なバリアを作成している。
メリットをまとめると
- 軽量化
- 完璧なアライメント
- 耐腐食性
- よりシンプル
この新しいテクノロジーは、多くの標準的なボトムブラケットと互換性がある。今後、どのように展開されていくのか、注目の機能となりそうだ。
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