Shimano は、105より下のグループセットをCUESで統一するようだ。
新しい9 速、10 速、11 速のドライブトレインコンポーネントは、Shimanoの低層コンポーネントをすべて置き換え、仕様を簡素化し、互換性を高めることを目的している。
段階的に、105より下のAlivio、Acera、Altus、Tiagraはなくなっていくようだ。
Cues ( C reate U nique E xperience S) は昨年、電動アーバンバイクおよびマウンテンバイク用の Di2 コンポーネントと共に導入されている。
Shimano CUES

Image credit: shimano
この製品ラインは、シマノの通常のトリクルダウン技術の方法に従って開発されたものではなく、日常のサイクリストのニーズに焦点を当てている。
製品ラインは、Shimano Cuesパーツが異なるタイプのグループセット間で交換できるように設計されている。
新しいShimano Cuesシリーズには、現在、フラットバー機械式ドライブトレインだけが存在する。
Cuesの種類としては4種類。
- Shimano Cues U3000 : 9 スピード
- Shimano Cues U4000 : 9 スピード
- Shimano Cues U6000 : 10 または 11 スピード
- Shimano Cues U8000 : 11 スピード

Shimano Cues U8000 Image credit: shimano
最上位モデルは、Shimano Cues U8000で11速。
クランクセットは、標準の HollowTech ボトム ブラケットを使用し、42t または 40t のシングル チェーンリング オプション (FC-U8000-1)、または 46/32 ダブル クランクセット (FC-U8000-2) で利用可能となる。
カセットはすべて、Shimano の Linkglide テクノロジーを備えている。
これは、よりプレミアムな Hyperglideテクノロジーの代替として導入したもの。Hyperglide は軽量性とパフォーマンスがすべてだが、Linkglide は耐久性と、互換性が重視され入手しやすい価格となっている。
Shimanoとしては、105より下のコンポの統合をしていて簡素化。製品の互換性を高めることを目的としている。
つまり
- Dura-Ace
- ULTEGRA
- 105
- CUES
という階層となる。販売側も製造側も統一することでメリットは大きい。
まずは、フラットバー、シティバイク、マウンテンバイクと導入され、最終的にロードバイクにも導入される。価格については、まだ情報がない。
コメント
105以下を統合ということは、いずれ上からデュラ、アルテ、CUES の三種で完結するということかな?
105より下のグループセットに文言を変えさせていただきました。指摘していただきありがとうございます<(_ _)>