ロンドンで開催されたRouleur Live自転車ショーで、注目を集めるバイクが展示された。
出品したのは、中国のブランドFarSportsで、主にホイールを開発販売している。
このバイクには FarSports Evo6ホイールと、自社のハンドルが取り付けられているが、フレームは彼らのものではない。
注目の形状

Image credit: farsports
一見すると似ているが、Trek Madone SLRではない。Madoneと同様に、シートチューブはトップチューブまで達しておらず、代わりに延長されたシートステーを介して接続されている。
ただ、このフレームにはIsoFlowの穴がない。他にも多くの違いがある。
たとえば、Madoneのシートチューブははるかに深く、後輪の前縁の周りではるかに大きく湾曲している。この謎のフレームのシートチューブは真っすぐだ。
これについて、FARSPORTSのJamが説明している。
「このバイクのカットアウトは、空気力学のためにより良い空気の流れを作り出すMadoneのカットアウトとは異なり、より減衰を加えるように慎重に設計されている。
空気抵抗の90%がライダーによってもたらされるスポーツでは、乗り心地を犠牲にして空力を改善しても、わずかな利益しか得られません。」

Image credit: farsports
トップチューブは薄く、シートステイも超細い。販売されると、物議を醸しだしそうだけど、シートチューブのない自転車とかもあるので、面白そうだ。
FARSPORTSでは、フレームは製造していないので借りものだそうだ。どこのブランドなのかはわからない。
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