ツール・ド・フランスのイベントを記念して、LOOKから限定版のKEO BladeカーボンセラミックTi TDFが発売される。
これは全世界で1700個の限定販売。
KEO Blade Carbon Ceramic
こちらは、これまでのKeo Blade Carbon Ceramicの外観。
ベアリングは、IPX7とIPX6の耐水性のある二重密封構造で保護されている。 この旧バージョンにはクロモリスピンドルとカーボンボディが付属し、セット重量は220g。
セラミックベアリングを採用しており、摩擦が18%減少し、ベアリング寿命が4〜6倍向上している。これらの主張は、Lookのテストに基づいている。
Keo Blade Carbon Ceramicよりも更にアップグレードされたのがツール・ド・フランス限定版となる。
たんなるペイントだけではなく、アップグレードされている。
KEO BladeカーボンセラミックTi TDF
LOOKはクロモリスピンドルをチタン製スピンドルに交換。
これまでの220gから190gに軽量化。
今年7月のツールでは、9チームが新しいKeo Bladesでレースをする予定。
ロマン・バルデ以外にも、ナイロ・キンタナやガビリア、カレブ・ユアンなども使用する。プロチームが多く採用するペダルだ。
最適化されたスピンドル
新しいカーボンブレードセラミックのスピンドルは完全に再設計された。
ペダルのプラットホームのすぐ下にローラーとセラミックベアリングを通り抜ける車軸とスピンドルのが位置している。この新しい構造は100 rpmでおよそ2ワットを節約。
ローラーとニードルベアリング間の距離が25%増加。 これにより、スピンドルの全長にわたって剛性が増し、結果として動力伝達が向上。
高い信頼性と寿命を実現するために、耐候性が120%向上。 これを達成するために、新しいスピンドルはOリングワッシャーで更新されたエンドプラグを受け取り、内部に二重リップシールも備えている。
LOOKアクスルは、ペダルの中心に90 kgの荷重をかけた状態で100 rpmで200万サイクルの回転テストを行った後にのみ承認されている(これにより各回転にストレスが発生)。
これは、アンドレ・グライペルによる100rpmで333時間の1700ワットのスプリントに相当。 このテストは、現在の規格であるISO 4210よりもはるかに厳しいものだ。
それだけテストを行っているということなのでしょうね。
限定版セットはツール・ド・フランスのブランドと黄色のデザインが特徴になる。
このリリースは全世界で1,700台に限定販売。1セットあたり290ユーロの値段が付けられる。Keo Blade CCTの標準バージョンは今年後半にリリースされる予定。
Keo Blade Carbon CeramicTi TDF仕様
- ボディ Carbon
- スピンドル Titanium
- THREADING 9/16 X 20 mm
- BEARINGS Ceramic
- スタックハイト 14.8 mm
- DISTANCE PEDAL SPINDLE / CRANKARM 53 mm
- 幅 67 mm
- PLATFORM SURFACE AREA 700 mm² 表面区域
- TENSION Pedals come installed with “12” carbon blades + additional “16” carbon blades
- CLEATS Kéo Cleats-Gray FLOAT 0 °, 4.5 ° or 9 ° according to the cleat color (Black, Grey, Red)
- 重量 95 g (248 g per pair with cleats and screws)
- COLORS Black
- ACCESSORIES 2 sets of blades +1 pair of Kéo Cleats-Gray + screws WARRANTY 2 years
保障は2年となっている。
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