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ゲラント・トーマスがツール・ド・フランスで乗ったPinarello Dogma F12

https://road.cc/content/tech-news/263725-tour-de-france-pro-bikes-8-hottest-aero-road-bikes 機材情報
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Pinarelloは5月初旬に新しいDogma F12とDogma F12 Discを発表した。

前回のF10と比較して時速40キロで抗力を7.3%減少させ、8ワット相当を節約することが可能という。

 

ディスクブレーキフレームセットの重量はリムブレーキバイクよりもわずか20g少なくなっている。

今回は、ゲラント・トーマスがツール・ド・フランスで乗ったPinarello Dogma F12の紹介です。

 

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Pinarello  Dogma F12

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

Pinarelloによると、Dogma F12の最大の改善点は、ケーブル配線の完全統合。

すべてのブレーキとギアのワイヤーを内蔵するために、ハンドルバーとヘッドセットのデザインを開発した。

これにより最大5ワットの抗力の低減が可能。

Team INEOSはリムブレーキとShimano Di2を使用するが、ディスクブレーキホースとメカニカルディレイラー用のケーブルも内蔵となっている。

Team INEOSの場合には、パンクでのタイムロスを最小限に抑えるためにリムブレーキを使用。

 

https://www.cyclist.co.uk/news/6686/team-ineos-tour-de-france-pinarello-fleet#31

MOST Talon一体型ハンドルバーは洗練されており、ケーブル用のチャンネルを備えている。 ステム部の後部はケーブルがフレームに直接入るように拡大されている。

Gの場合には、リムブレーキなのでブレーキのケーブル配線が露出している。

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

ゲラント・トーマスのハンドル幅は420mm。ステム長は130mm。

身長183センチなので、こんなものかな。

バーテープの巻く位置は、ここで段差がついてるので今の状態で面一になっている。

https://www.cyclingweekly.com/videos/cycling-tech/pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

ハンドルの高さ調整は可能で、相互接続ヘッドセットスペーサーが接続されており、40mmの調整範囲が得られる。

通常のハンドルバーとステムをDogma F12で使うことも可能。

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

以前のDogma F10と同じような形状で、ダウンチューブの先端部分が四角形になっている。

ダウンチューブの外形は、ボトルケージが配置する所で変わり、空気力学的にダウンチューブとボトルを一体として考えられている設計。

ほとんどのライダーがボトル使用は1個だけという点にも配慮しているそうだ。

 

F12では、ピナレロはボトムブラケットの形状を変更して、ケージを以前よりも5mm低く取り付け、さらに抗力を減らすようにしている。

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

チェーンステーの断面は、重量を増やさずに剛性を高めるように完全に再設計された。 ピナレロによると、これにより応答性が向上するという。

チェーンステイとフォークの改良により、全体の剛性が10%向上。

 

https://www.cyclist.co.uk/news/6686/team-ineos-tour-de-france-pinarello-fleet#31

リムバージョンの場合はダイレクトマウントブレーキを使用。

ディスクバージョンの場合は改良されたフォークも使用可能となっている。

 

フォークの奥行きを深くすることで、ブレーキ操作によるねじれ力を抑えることができる

が「F10」、水色が「F12」

形状の変更により更に空気抵抗と剛性アップを達成して進化している。

 

Dogma F12のリムブレーキバージョンはダイレクトマウントブレーキに移行。

F10で使用できるタイヤ幅は25mmまでだったが、F12では28mmまで使用出来るように改善された。

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

ピナレロは、生の未塗装フレームの重量が820gであると主張。

Team INOSEは、Silverstone Paint Technology(SPT)とパートナーシップを結んでおり、塗装においても改善してようとしている。

 

Team INEOSは、Shimano Dura-Ace Di 2グループセットを使用して、ジャンクションボックスをダウンチューブ内のアクセスしやすい場所に配置。

彼らはShimanoのチェーンセットベースのパワーメーターを使用しています。

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

ゲラント・トーマスは、山岳では一般的な53×39ではなくて53×38。

カセットは53×39の時には11-28で、53×38の時には11-30を使用。

クランクの長さは175mm。

脚力があるのに、フロントが38なのはGのこだわりなのか、ツール・ド・フランスの厳しい山岳を考えてのことなのでしょうかね?

ShimanoはDura-Aceカーボンファイバーチューブラーホイールも供給している。 これらは60mmハイトのC60。

Team INEOSは、今年のTour de France用にドイツのLightweightからホイールを供給している。

名前が示すように、これらは超軽量であり、我々はすでにそれらがゲラント・トーマスによって使用されているのを目撃している。

 

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

Team INEOSはFizikのサドルを使用。GはカーボンファイバーレールのArioneを選択。

ちなみに、カバー上のこれらのマーキングは、メカニックが正しい位置決めをするための基準点となっている。

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

Gのバイクは、トップチューブの上面にチームロゴとともにウェールズの旗が描かれています。

 

https://www.cyclist.co.uk/news/6686/team-ineos-tour-de-france-pinarello-fleet#31

ウェールズの旗は、トップチューブの横にも描かれている。

 

ウェールズ

グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)を構成する4つの「国(イギリスのカントリー)」(country)のひとつである。
ウェールズはグレートブリテン島の南西に位置し、南にブリストル海峡、東にイングランド、西と北にはアイリッシュ海が存在する。

引用 Wikipedia

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA#/media/File:Flag_of_Wales_(1959%E2%80%93present).svg

ウェールズの位置

ウェールズ国旗

イギリスというのは、日本だけで呼んでいる呼び名で、正式にはグレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国。英語ではUnited Kingdom=UKとも呼ぶ。

イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国から構成されている。

ゲラント・トーマスはウェールズ出身なので正確にはウェールズ人ということになります。

 

Pinarelloは、同じ金型から作られているが、異なるカーボンレイアップのおかげで標準的なバージョンと比較して100gの軽量化されたDogma F12のX-Lightバージョンを発表している。

 

 X-Light版は85kgのライダー重量制限があるが、Gは71kgでOK

 

https://road.cc/content/feature/264121-tour-de-france-pro-bike-geraint-thomass-pinarello-dogma-f12

山岳では、Dogma F12のX-LightバージョンLightweightのホイールで走っていたはずだ。

 

https://www.cyclist.co.uk/news/6686/team-ineos-tour-de-france-pinarello-fleet#31

シートポストはPinarelloのカスタムF12エアロデザイン。Gのサドル高は787mm。

 

https://www.cyclist.co.uk/news/6686/team-ineos-tour-de-france-pinarello-fleet#31

タイヤは25mm Continental Pro Ltdのチューブラー。ブチルではなくてラテックスチューブが入っている。

スポンサー付きのプロチーム専用なので、市販はされてない。

ただ、ほぼプロ仕様に近いチューブラーは、TDF限定版として発売されている。

 

The Tour de France winning bike? Geraint Thomas Pinarello Dogma F12

 

Pinarello Dogma F12仕様

https://www.cyclist.co.uk/news/6686/team-ineos-tour-de-france-pinarello-fleet#31

  • フレームセット:Pinarello Dogma F12
  • フロントブレーキ:Shimano Dura-Ace R9100ダイレクトマウント
  • リアブレーキ:Shimano Dura-Ace R9100ダイレクトマウント
  • ブレーキ/シフトレバー:Shimano Dura-Ace R9150
  • フロントディレイラー:Shimano Dura-Ace R9150
  • カセット:Shimano Dura -Ace R9100
  • チェーン:Shimano Dura-Ace R9100
  • クランクセット:Shimano Dura-Ace R9100 53×39
  • ホイールセット:Shimano Dura-Ace C60
  • タイヤ:Continental Competition ALX、チューブラー25mm
  • ハンドルバー/ステム:Most Talon Ultra 1K Aero
  • ペダル:Shimano Dura-Ace R9100
  • サドル:Fizik Antares 00
  • シートポスト:Pinarello Dogma F12
  • ボトルケージ:Elite Vico Carbon
  • コンピューター:Garmin Edge 830

総額いくらになるんだというバイクですが、世界トップクラスのライダーが乗るバイクですからね。

ピナレロは一度は、乗ってみたいバイクです。

 

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