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Festkaは、フランツ・カフカの物語をフレームに描いたKAFKA ON A BIKE 芸術作品を発表

機材情報
Image credit: festka
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Festkaは2011年設立のチェコのハイエンドカーボンフレームメーカーバイクワークショップ。

FestkaのフルカスタムプロジェクトYou By Festkaは年間12台のバイクしか手掛けることが出来ない。それは、フレームに描かれるペイントに時間がかかるためだ。

You By Festkaの最新プロジェクトは、非常に才能のあるアーティスト、ミハエル・バチャーク( Michal Bačák)との3度目の共同作業となっている。

 

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KAFKA ON A BIKE

Image credit: festka

 

今回のクライアントは、フランツ・カフカ(Franz Kafka)の熱心な読者。フランツ・カフカは、オーストリアのプラハ生まれの作家。

フランツ・カフカは、リアリズムとファンタジーを融合させた、20世紀で最も影響力のある作家の一人とされている。

クライアントは、お気に入りの物語のいくつかのシーンを、フレームをキャンバスにして描いて貰うことを希望していた。

ミハエル・バチャークはこのアイデアを気に入り、クライアントとFestkaの全員が感動するような提案をしている。

 

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このFestkaも例外ではなく、イラストレーターのミハエル・バチャークがフランツ・カフカの本のモチーフにインスパイアされた「フレームタトゥー」を描き出した。

ミハエルは独特のスタイルを持ち、彼のイラストは本や壁、そして磁器に描かれている。

 

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自転車に乗ったカフカは、ミハエルのスタイルと、特殊なフェルトペンでフレームに直接描かれていることから、まるでフレームにタトゥーが施されているかのような印象を与える。

彼の作品は、過去の2つのFestkaバイクで見ることができる。

 

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カーボンチューブはFestkaのフレームの中核をなす素材であり、巻かれたカーボンフィラメントチューブをチューブ同士のジョイントで接合する「独自の製造技術」が用いられている。

Festkaによると、個々の繊維を扱うことができるため、ほぼ無限のデザインオプションがあり、事実上あらゆる仕様にチューブを最適化することができるそうだ。

 

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クライアントは、カスタムジオメトリーのFestka Scalatoreを選択。Festkaによると、Scalatoreはパフォーマンスを最大化し、軽量で、剛性と快適性の完璧な組み合わせを提供するフレームだと言う。

正しいセットアップをすれば、ディスクブレーキのScalatoreは6kgを切ることができるバイクとなる。

フレームセットは5,990ユーロ(約81万円)から、最も豪華なビルドは11,400ユーロ(約160万円)と芸術品の値段となっている。

 

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このバイクのセットアップも最高のパーツを使用している。ENVEコックピットとENVE SES 3.4ホイール。

ホイールにはTufo Comtura 3 TRチューブレスロードタイヤが装着されている。

ワイヤレスSRAM Red 12スピードグループセットで構築されており、デザイン的にも美しい。

Image credit: festka

 

このデザインが全て手書きなのだから凄い。特別なフェルトペンでフレームに直接描くという、骨の折れる作業をしている。

しかし、こんな芸術品のようなロードバイクで濡れた路面とか走れないですね。

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