CANYONは、新しいSpectral CF 8トレイル マウンテンバイクに導入されるメカニカルステアリング スタビライザーである KIS を発表した。
このシステムは、自転車をより細かく制御できるようにする2つのスプリングで構成されている。
新しい Keep It Stableシステムは、部品メーカーSyntaceのJo Klieberによって考案された。このテクノロジーにより、乗車中にハンドルバーがアクティブに中央に配置されるため、乗車がより制御され、よりスムーズになる。
やがて、CANYONはこのシステムを他のマウンテンバイクに追加することを計画しており、後日、グラベルバイクやロード バイクにも導入する可能性がある。
KISシステム
この技術は、車両を自動的に直進させるシステムを備えた多くの車、ボート、さらには飛行機と同じように機能する。
マウンテンバイクでは、安定性が向上し、より予測可能なハンドリングが提供され、バイクの神経質なハンドリングが軽減される。
さらに、CANYONは、ドリフトをより適切に制御し、アンダーステアを軽減すると述べている。 このシステムは、フレーム内の2つのスプリングで構成され、ハンドルバーを中央に配置するため、バイクの重量が110g増加する。
視覚的な違いはわずか。トップチューブには小さなスライダーがあり、システムの張力を調整して、ライドの重量、スタイル、地形に応じて調整できる。
現在は2つのマウンテンバイクだけに搭載されている。

Image credit: CANYON
重量が気になるハイエンドロードバイクなどに搭載される可能性は低い。だけど、入門用のグラベルバイクなどには導入されるかもしれない。
悪路を走る場合には、直進性の安定化が図れるならば好都合だ。まあ、実際には乗ってみないとどんな感じにハンドリングがなるのかはわからない。
レビュー記事では、バイクを真っ直ぐに保つのに必要な力が少なくて済み、ルーズなトレイルを登れるのは気分が良かったと感想がある。
今後、発展していくのか注目していたい技術となりそうだ。
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