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ジュリアン・アラフィリップは、失意のシーズンを振り返り、ブエルタ出場に3度目の世界選手権制覇を目指す

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像
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2022年のジュリアン・アラフィリップは、シーズンを通して一歩前進し、二歩後退するようなジェットコースターのような状態だ。

これまで何度もクラッシュし、病気になり満足のいくシーズンとはなっていない。先月のツール・ド・ワロニーでレース復帰して勝利するとコロナになるし。

ジュリアン・アラフィリップは、シーズン後半に全てをかけて挑むことになる。

 

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前半は踏んだり蹴ったり

 

ジュリアン・アラフィリップは、最初のツール・ド・ラ・プロヴァンスも万全の状態で迎えた訳ではなかった。

 

そして、ストラーデビアンケでは宙を舞う落車をしてしまう。なんとかゴールしたけど失意の58位。

 

プランツパイルでは、チームサポートカーに落車をさせられてしまいDNS。

 

ミラノ~サンレモも気管支炎で欠場。

 

そして、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは、肩甲骨の骨折、2本の肋骨の骨折、肺の虚脱の大けが。ツールも逃してしまう。

 

そして、復帰したツール・ド・ワロニーで第1ステージ優勝。だが、コロナでリタイヤとなってしまう。まさに踏んだり蹴ったりだ。

 

ジュリアン・アラフィリップは、ベルギーのワンデーレース、ツアー・オブ・ルーバン・メモリアル・ジェフ・シェーレンでコロナ明けの復帰をする。

その後、ツール・ド・レン、ブエルタと出場する予定だ。

 

レース前のインタビューでジュリアン・アラフィリップは、以下のように語る。

最悪の事態が過ぎ去ったことを願うよ。士気を高めてきたし、また病気になってしまったけれど、またレースができることに興奮している。ブエルタ・ア・エスパーニャは大きな目標だから、それに向かって頑張ろう。

ワロニーの後、事態は複雑だった。病気になり、数週間リズムが狂っていた。今週末のレース、そしてツール・ド・レンに興奮している。

そして、それはブエルタの前にとても重要なレースとなる。

頭と士気はとても良い。ワロニーでは、感覚はとても良く、第1ステージで勝利していた。そして、コロナですべてが崩れ落ちた。体調を崩してしまい、また中断を余儀なくされた。それが人生だ。

そう受け止めなければならないんだ。ただ、レースに戻った時にどう感じるかは分からない。

 

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ブエルタと世界選手権

 

ジュリアン・アラフィリップは、2017年にブエルタでデビューしている。ブエルタに戻るのはキャリアで2度目となる。

今後のブエルタと世界選手権についても抱負を述べている。

 

ブエルタは次の大きな目標であり、だからこそツール・ド・レンが僕にとって重要になるんだ。このレースが僕を軌道に乗せてくれることを願っている。

ブエルタについては、見てみないとわからない。もし、通常のリズムに戻り、トップフォームに戻ることができれば、良いブエルタになることができるだろう。

ツール・ド・レンは私がどこにいるのか、良いテストになるだろうし、レムコもいる。特に最終週は力を発揮しなければならない。

もちろん、2022年はストライプがすべてだ。

世界選手権は僕にとっても大きな目標なんだ。3冠を達成することは夢であり、できる限り良い結果を出したいと思っている。それが今の僕の優先順位だ。ブエルタの後、3つ目の世界タイトルを獲得することが、僕の仕事だ。

 

ここまで、落車や病気で満足の行くシーズンが送れなかった。シーズン後半こそ、アルカンシェルに相応しい走りを期待したい。

世界選手権は、ジュリアン・アラフィリップがベストの状態ならば、狙うことの出来るコースだ。

 

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